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緑の葉が美しいアジアンタムは、温暖な地域に生息するシダ植物です。アジアンタムの葉は薄くて小さく、寒さや乾燥には弱い性質を持っています。そのため、アジアンタムを育てると枯れてしまうことが多いのも事実です。
アジアンタムの葉が枯れる原因や復活方法などについて、ご紹介していきます。
アジアンタムは、直射日光に当てると葉焼けしてしまいます。葉焼けすると葉が茶色く変色したり、アジアンタム全体が弱くなってしまいます。アジアンタムを育てる際、屋外であれば直射日光が当たらない明るい日陰で育てましょう。室内の場合は、レースカーテン越しに育てると良いでしょう。
アジアンタムは、水不足になると枯れてしまいます。湿気を好む植物なので、土が乾燥しないように水を与えることが重要です。春~秋の時期は、土の表面が乾く前に水やりをします。
冬の時期は、土の表面が乾いていたら水を与えます。土だけでなく、葉の部分にも霧吹きをして湿らせましょう。
アジアンタムは害虫がつきやすいので、ナメクジやハダニ、アブラムシなどには気をつけましょう。ナメクジは葉などを食害するので、梅雨の時期は要注意です。
アブラムシは葉などを吸汁します。吸汁されると枯れてしまう恐れがあるので、見つけたらすぐに対処しましょう。
その他、春~秋の時期には立ち枯れ病にかかることがあります。立ち枯れ病は、土の中にある糸状菌が原因で感染する病気です。立ち枯れ病にかかったアジアンタムの株は、根の周りの土と一緒に取り除いて焼却しましょう。
アジアンタムは水不足も枯れてしまう原因の一つですが、水を与え過ぎても蒸れによる根腐れを起こしてしまい、枯れてしまう原因になります。アジアンタムを枯らさずに育てるためには、最適なタイミングと量の水を与えましょう。
アジアンタムの葉が枯れてしまったら、茶色く変色した葉の根元をバッサリ切り落としましょう。切り戻した後に水やりを続けることで、新しい芽が出てきます。水やりは、週2~3回程度あげると復活する可能性が高いです。
枯れてしまったら肥料を与えたくなりますが、このタイミングで肥料を与えることは控えましょう。
アジアンタムを枯れさせずに育てるためには、直射日光が当たらない場所で管理し最適なタイミングと量で水やりしましょう。
また、自然の風が流れる場所で管理することも大切です。風の流れが悪い場所で管理すると、水やりを十分にしていても、葉が乾燥などしてしまい元気に育ちません。同じ風でも、エアコンのような人工の風が当たるとアジアンタムの葉が傷んでしまう場合があります。室内ではエアコンの風が当たる場所は避けて、自然の風が当たる場所で管理するようにしましょう。
アジアンタムは一年を通して明るい日陰で育てられるので、室内の観葉植物としても人気があります。水やりも重要で、水が多すぎても少なすぎても枯れさせる原因になります。そのため、土の表面が乾いてから水やりすることがポイントです。
アジアンタムは枯れさせないポイントを押さえれば、育てるのは難しくありません。こまめにケアして、ご自宅でアジアンタムを育ててみましょう!
GreenSnap編集部