💛シャクヤク（芍薬）
ボタン科 ボタン属

草本多年草で葉は9つのリーフレットに分かれ、春の終わりにはボウル型の花が咲きます
シャクヤクとボタンはあまりに似ていて紛らわしいですが大きな違いはシャクヤクは「草」でボタンは「木」だということです
シャクヤクは「宿根草」のため、冬には根だけを残して全て枯れます。新芽が生まれるのは春。木にならない草本植物のため別名を｢草牡丹｣
ボタンは落葉低木。冬には茎だけの状態で越冬し、春になるとその茎に新芽が生まれます。幹は年々太くなります。そしてこの二つの花は葉の様子がまるで異なります
シャクヤクの葉は枝先に三枚の葉が着く複葉。丸みを帯びてツヤと光沢があります。触ってみると厚みもあります
一方ボタンの葉は同じ複葉でも一枚ずつに切れ込みがあり光沢はありません。色は白く曇った緑色です。シャクヤクに比べると厚みもありません
開花の時期も少し前後し、先に咲くのがボタンだそうです