球根ベゴニア part1

以下の説明は、兵庫県立フラワーセンターによる説明です。

＊球根ベゴニア＊
アンデス山脈の高原に自生する球根ベゴニア6種の複雑な交配により育成された球根性の園芸品種です。

球根ベゴニア改良に使用された野生のベゴニアの分布地域
品名 ボリビエンシス 原産地 ボリビア🇧🇴、アルゼンチン🇦🇷
品名 キンナバリーナ 原産地 ボリビア🇧🇴
品名 クラーケイ 原産地 ペルー🇵🇪、ボリビア🇧🇴
品名 ダーヴィシィ 原産地 ペルー🇵🇪
品名 ピアルケイ 原産地 ボリビア🇧🇴
品名 ベイチィー(ロセイフロラ) 原産地 ペルー🇵🇪

現在まで120年あまり改良が続けられ、ヨーロッパ、アメリカで発展しました。日本においても終戦後、長野県の吉江溝朗氏の努力により、高品質の吉江系の球根ベゴニアが作られました。当園においては、この吉江系をもとにした独自の系統の育成を進めており、展示されている鉢物の大半は当園交配により生まれた個体です。
球根ベゴニアには、直立するスタンドタイプと垂れ下がるハンギングタイプがあります。
スタンドタイプは、花の形（花弁の切れ込みの有無など）により、バラ咲き、ツバキ咲き、カーネーション咲きなどに区分されます。
ハンギングタイプには、中輪〜大輪のハンギングバスケットと小輪のペンジュラがあります。ハンギングバスケットの花形、花色とも豊富で、スタンドタイプと同様で多様です。ベンジュラは、細弁で弁先の尖った形態のものです。