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やくし
2025/09/22
ヒメムカシヨモギvsオオアレチノギク③
ヒメもオオアレチも、撹乱地(自然災害や人為的な開発によってできた空間)に繁殖する🌱
他の植物よりも早く場所取りし、芽出し、開花&種子生産を行うが、その場所に定住するわけではない。
あくまでも【放浪種】として、いかに種子を多く作り、子孫を広めるかに注力していく。
オオアレチは、二年草(越年草)。春と秋に発芽して、葉が寒さを感知することで開花スイッチをonにする(緑体春化)。
そのため、ロゼットで冬越しして翌年夏に花が咲くまで、約2年を要する。
ヒメも、春と秋に発芽する二年草(越年草)と言われてきたが、近年の研究で、一年草の性質も持つと判明した。
秋に発芽する個体は、オオアレチと同じ緑体春化で二年草(越年草)。
一方で春に発芽する個体は“種子”が寒さを感知して開花スイッチをonにする<種子春化>の一年草。
で‥本題。
なぜこの違いが、繁殖力の差を生むのか?
二年草はロゼット状態で冬越しし、翌春に備える。
だが都市部の公園や路肩、宅地造成地のように、短期間に人手(除草や地ならし)が入る場所では、地上部に茎葉が出た状態はリスキー😥
加えて、冬季に凍結や気温平均値が氷点下になる地域‥北海道や東北の一部地域‥では、ロゼットでの冬越しは難しい🥶🥶
ヒメの一年草は、環境の変化に対応できなかった場合の予備としての役割があるのだ🌱🤨🥸
長くなったが、上記以外のヒメとオオアレチの【放浪種】としての能力も示しておく。
<自殖性が高い>
ヒメは ほぼ自家受粉。
オオアレチは 僅かながら他家受粉を残している。
<種子を多産する>
ヒメ 1個体につき63万〜82万個
オオアレチ 1個体につき11.5万〜31万個
<風散布の能力に優れている>
オオアレチの種子の重さは、セイヨウタンポポやノボロギクの種子の1/5〜1/10。
さらにヒメの種子の重さは オオアレチの半分の重さしか無いため、僅かながら500メートル先まで到達した実験結果も。
(ごく稀に500キロメートル飛んだ記録も😱🤩)
<種子に休眠性がなく発芽チャンスを逃さない>
ヒメもオオアレチも種子が落ちた場所に光(太陽光)が当たれば、さっさと発芽。
すでにいる他の植物の陰なら発芽しない
余談だが、ヒメを観察していて、成長速度が1ヶ月もかからず開花する個体もありビックリ😳
どうやらヒメが持つ「発芽後から開花結実までの期間を、状況に応じて変えられる」能力のおかげらしい。
以上の能力の僅かな差も、ヒメがオオアレチよりも繁殖力において優位に立つ理由となっているが、気候や環境が変われば…
学びと観察は、続く。
チアナ
2025/09/25
こんばんは🌇
元気ですかー♪♪♪
ヒメムカシヨモギ、オオアレチノギク。
もっとも身近な雑草、いや野草なのに、正確な名前は、今回初めて知りました😅✌️
慣れてくると、全体の装いで区別できそうですが、まずは、舌状花の形の違いがわかりやすそうですね❗️ヒメの方が可愛いですが。
ところで、最近の山歩きでは、ベニバナボロギクなど、ボロギクの仲間をよく見かけます。ヒメやオオアレチはどうでしょうか、見てみます😊
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1
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やくし
2025/09/25
@チアナ
さん
コンバンワ〜
元気‥とは言い難いけど、ま、なんとかやってますよぉ🤭
そうなんすよ…パイオニア植物のヒメやオオアレチは、街の貧栄養の荒れた土壌じゃ、もっとも身近な“the 雑草”。
チアナさんのお散歩コースだと、オオアレチノギクの方が会えそうかなぁ🤔
ノボロギク(ヨーロッパ原産)は、ウチの近所の線路脇とか道端でも見かけますね🌿🤓
ベニバナ(アフリカ原産)とかダンド(北米原産)は、林野の伐採後や山火事、山崩れなどでできた土地に繁殖し始めるようで…
ウチの近所じゃ まず会いませんね😅😆
ボロギクの仲間でも、好みの場所が違ってるのは面白いっすね〜😍
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1
返信
niko
2025/09/25
こんばんは♪
ビックリしました😳
ヒメの舌状花が好きだの、オオアレチのモフモフが好きだの言ってる場合じゃないですね😆
種子の数と軽さ、越年草と一年草の二つの生活形を持って、オオアレチは勝ち目が無いですね😓
背丈の短いひょろっとしたヒメが花を付けているのを確かに見ます、ロゼットからだともっと株が大きくなるはずでした🤔
地味草だけど、詳しく調べて下さったお陰で、又目を向けてみようと思いました😃🎶
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1
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やくし
2025/09/25
@niko
さん
舌状花好き〜も、モフモフ好き〜も、チョー大事なコトっすよ☺️
1番大切なのは「植物好き〜」の気持ち…
ハートっすよ😍😘
長ーい説明のコチラもお読みくださって、あざっす🙇♀️
まぁ確かに、撹乱地での競争で考えると、ヒメの方が圧倒的に有利ではありますね。
ただし、オオアレチは自家受粉だけじゃなく他家受粉を残してたり、発芽最適温度がヒメに比べて10℃ほど低かったり…
国内でも場所によって、または、この先の気候変動などでオオアレチ優位になる可能性もあるはずです。
ま、ゆっくりじっくり見守っていきましょ〜♪🥰🌿
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2
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すずはな
2025/09/26
こんにちは。
たまたま過日オオアレチノギクとヒメムカシヨモギを投稿していました。
同定の近道は葉を触って見ること!ですねー。
緑体春化のオオアレチノギクの性質に加えてヒメムカシヨモギは種子春化の性質も併せ持つ。
ヒメムカシヨモギは自家受粉、
オオアレチノギクは他家受粉の能力を僅かに残している。
種子の生産量はヒメムカシヨモギの方が勝る。また種の軽さで遠くまで飛ばせる。
発芽後から開花結実の期間を状況に応じて変える能力を持つ。
などの点で子孫を残す能力は今のところヒメムカシヨモギの方が優っているのですね。
ひょんなことから2つのよく似た植物に興味を持ちましたが、お陰様で詳しく知ることができました。面白かったです。
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1
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やくし
2025/09/26
@すずはな
さん
コンバンワ〜&ご無沙汰してますぅ😊
今回も長文ですみません🙇♀️
でも、すずはなさんには毎度、ちゃんと大事なポイントを汲み取ってもらえて ホント有難山です⛰️
ヒメもオオアレチも、当たり前すぎて 案外ちゃんと調べてなくて…
花があれば ほぼ間違いなしですが、それ以外…特にロゼットの頃などは見分けが難しくて、見て見ぬふりの多かったこと(大笑🤣)
お勉強大事っすね😅
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1
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すずはな
2025/09/26
@やくし
さん
そうなんです。
今回も窓の外でユラユラしてなかったら見て見ぬふりだったはず。そしてやくしさんの説明もよく理解できなかったかも、です。
お勉強させていただきました。
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ヒメもオオアレチも、撹乱地(自然災害や人為的な開発によってできた空間)に繁殖する🌱
他の植物よりも早く場所取りし、芽出し、開花&種子生産を行うが、その場所に定住するわけではない。
あくまでも【放浪種】として、いかに種子を多く作り、子孫を広めるかに注力していく。
オオアレチは、二年草(越年草)。春と秋に発芽して、葉が寒さを感知することで開花スイッチをonにする(緑体春化)。
そのため、ロゼットで冬越しして翌年夏に花が咲くまで、約2年を要する。
ヒメも、春と秋に発芽する二年草(越年草)と言われてきたが、近年の研究で、一年草の性質も持つと判明した。
秋に発芽する個体は、オオアレチと同じ緑体春化で二年草(越年草)。
一方で春に発芽する個体は“種子”が寒さを感知して開花スイッチをonにする<種子春化>の一年草。
で‥本題。
なぜこの違いが、繁殖力の差を生むのか?
二年草はロゼット状態で冬越しし、翌春に備える。
だが都市部の公園や路肩、宅地造成地のように、短期間に人手(除草や地ならし)が入る場所では、地上部に茎葉が出た状態はリスキー😥
加えて、冬季に凍結や気温平均値が氷点下になる地域‥北海道や東北の一部地域‥では、ロゼットでの冬越しは難しい🥶🥶
ヒメの一年草は、環境の変化に対応できなかった場合の予備としての役割があるのだ🌱🤨🥸
長くなったが、上記以外のヒメとオオアレチの【放浪種】としての能力も示しておく。
<自殖性が高い>
ヒメは ほぼ自家受粉。
オオアレチは 僅かながら他家受粉を残している。
<種子を多産する>
ヒメ 1個体につき63万〜82万個
オオアレチ 1個体につき11.5万〜31万個
<風散布の能力に優れている>
オオアレチの種子の重さは、セイヨウタンポポやノボロギクの種子の1/5〜1/10。
さらにヒメの種子の重さは オオアレチの半分の重さしか無いため、僅かながら500メートル先まで到達した実験結果も。
(ごく稀に500キロメートル飛んだ記録も😱🤩)
<種子に休眠性がなく発芽チャンスを逃さない>
ヒメもオオアレチも種子が落ちた場所に光(太陽光)が当たれば、さっさと発芽。
すでにいる他の植物の陰なら発芽しない
余談だが、ヒメを観察していて、成長速度が1ヶ月もかからず開花する個体もありビックリ😳
どうやらヒメが持つ「発芽後から開花結実までの期間を、状況に応じて変えられる」能力のおかげらしい。
以上の能力の僅かな差も、ヒメがオオアレチよりも繁殖力において優位に立つ理由となっているが、気候や環境が変われば…
学びと観察は、続く。