オオアレチノギク（大荒地野菊) キク科イズハハコ属の植物の一種。 種小名は「スマトラの」という意味である。 オオアレチノギクは南米原産。 1920年前後に入り、先に(1890年前後)渡来したアレチノギクを駆逐しながらほとんど全国的に広がった。 和名は大形の荒地の野菊の意。 花の特徴 花序: 茎の上部に円錐状に多数の頭花をつけます。(1〜2mの丈) 頭花: くすんだ白色から淡黄色で、長さ約5mmです。舌状花は小さく、総苞の外にはほとんど出ないため、花弁がないように見えます。 ロゼットの特徴: ①色合い：白っぽい緑色（白っぽく見えるのは毛のせい）。 ②葉の形：葉は細長くやや浅い大きめな鋸歯。 ③毛：白色の短毛が葉全体にはえ、手で触ると少しふわっとした感じがします 📝: ヒメムカシヨモギは9/2投稿

オオアレチノギク（大荒地野菊）を見ないと話したばかり!! 彼岸花を見た帰り道、グリーンベルトに2本見つけました。少し離れてヒメムカシヨモギがあり、比べれば全く違う。 出て来たばかりのフレッシュな感じもする。 ヒメムカシヨモギ優勢だけど、 あなたも頑張って欲しい。 あ、頑張って欲しく無い人が多いかも😅 私が気付かないだけで、たくさん在るのかも知れない。 とにかく会えました👀🧐

ヒメムカシヨモギvsオオアレチノギク③ ヒメもオオアレチも、撹乱地(自然災害や人為的な開発によってできた空間)に繁殖する🌱 他の植物よりも早く場所取りし、芽出し、開花&種子生産を行うが、その場所に定住するわけではない。 あくまでも【放浪種】として、いかに種子を多く作り、子孫を広めるかに注力していく。 オオアレチは、二年草(越年草)。春と秋に発芽して、葉が寒さを感知することで開花スイッチをonにする(緑体春化)。 そのため、ロゼットで冬越しして翌年夏に花が咲くまで、約2年を要する。 ヒメも、春と秋に発芽する二年草(越年草)と言われてきたが、近年の研究で、一年草の性質も持つと判明した。 　秋に発芽する個体は、オオアレチと同じ緑体春化で二年草(越年草)。 　一方で春に発芽する個体は“種子”が寒さを感知して開花スイッチをonにする<種子春化>の一年草。 で‥本題。 なぜこの違いが、繁殖力の差を生むのか？ 二年草はロゼット状態で冬越しし、翌春に備える。 　だが都市部の公園や路肩、宅地造成地のように、短期間に人手(除草や地ならし)が入る場所では、地上部に茎葉が出た状態はリスキー😥 　加えて、冬季に凍結や気温平均値が氷点下になる地域‥北海道や東北の一部地域‥では、ロゼットでの冬越しは難しい🥶🥶 ヒメの一年草は、環境の変化に対応できなかった場合の予備としての役割があるのだ🌱🤨🥸 長くなったが、上記以外のヒメとオオアレチの【放浪種】としての能力も示しておく。 <自殖性が高い> ヒメは　ほぼ自家受粉。 オオアレチは　僅かながら他家受粉を残している。 <種子を多産する> ヒメ　1個体につき６３万〜８２万個 オオアレチ　1個体につき11.5万〜３１万個 <風散布の能力に優れている> オオアレチの種子の重さは、セイヨウタンポポやノボロギクの種子の1/5〜1/10。 さらにヒメの種子の重さは　オオアレチの半分の重さしか無いため、僅かながら500メートル先まで到達した実験結果も。 (ごく稀に500キロメートル飛んだ記録も😱🤩) <種子に休眠性がなく発芽チャンスを逃さない> ヒメもオオアレチも種子が落ちた場所に光(太陽光)が当たれば、さっさと発芽。 すでにいる他の植物の陰なら発芽しない 余談だが、ヒメを観察していて、成長速度が1ヶ月もかからず開花する個体もありビックリ😳 どうやらヒメが持つ「発芽後から開花結実までの期間を、状況に応じて変えられる」能力のおかげらしい。 以上の能力の僅かな差も、ヒメがオオアレチよりも繁殖力において優位に立つ理由となっているが、気候や環境が変われば… 学びと観察は、続く。

ヒメムカシヨモギvsオオアレチノギク② オオアレチノギクを探して、半ば諦めかけた9月中旬。 某スーパーの植栽ゾーンに、独りぼっちの地味な草。 一見、ヒメムカシヨモギのようだが、若干大きくて、ぽってり感のある頭花…もしや🤨 2枚目は　花の写真。 筒状の白く見えるのは　実は舌状花だが、糸状でヒメムカシヨモギのように開いてアピールすることはない。 中心部分の黄色い管状花の方が　むしろ目立つ。 3枚目は根元に近い茎。 オオアレチノギクの茎は、長短取り混ぜた柔らかい毛が、びっしり密集している。 4枚目の写真は葉表で、心なしかくすんだように見えるのは、細かい表面の毛。 縁(ふち)が白っぽく見えるのも、密集した毛のせい。 故に、葉を挟んだ手触りは“モフモフっ”🐏 図鑑には、オオアレチノギクとヒメムカシヨモギの見分けに「色の違い」が示されているが、個体差があるし、色の感じ方は人それぞれ😓 となれば、指先の「触感(触覚)」で確かめる方が、手軽で分かりやすいな‥ って、今頃気づいた(笑) それにしても、同じ時期に、同じような場所で繁殖するヒメムカシヨモギとオオアレチノギクが、ここまで「数の差」がつくのか… ※お詫び 投稿の順番が　逆になってます。 修正できなかったので、①ヒメムカシヨモギ　②オオアレチノギクの順序で　お読み頂ければ有り難山っ🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

こんにちは〜😄 暑い暑いと言っても夏休みも終わり いよいよ今日から９月がスタート😊🎶 　 新学期が始まり気分も一新 涼しい秋を懐かしみ　 恋しくも思う今日この頃 通勤で通る他所様の畑の一角では 黄花秋桜が盛んに開花して 風に揺れながら素敵な秋色を魅せている 植物も虫たちも季節の変わり目を 　 知らず知らずのうちに教えてる 　　　　黄花秋桜🏵️ 戯れに花を終えて綿毛になった 　　　大荒れ地の菊💭 可愛いコラボ🏵️💭🎶

大荒地野菊　オオアレチノギク キク科 ムカシヨモギ属 原産地　南アメリカ 日本では　本州以南 花期　7〜10月 草丈　1〜2m以上 日本には昭和初期に帰化した。 秋に芽生え、冬の間はロゼットで越冬する。 夏に茎頂に多数の頭花を形成する。 舌状花は淡褐色で小さく外からは見えない。 　 キッチンの窓外でユラユラ風に揺れています。撮ってほしいと言わんばかり。 しっかり撮りました。 写真① 地味な花です。 写真② 種が風に乗って飛んでいきそうです。 写真③ 花　全体 写真④ 葉の様子 写真⑤ 花の時期に根生葉が残っていますね。

野草だらけの花壇の中でひときわ高く茎を伸ばしているのはオオアレチノギク。 １メートルはあるでしょうか。 オレンジ色の花のように見えるのは、咲いた後の綿毛。 舌状花は総苞に包まれていて目立たないので、綿毛の方が花に見えてしまいます❣️

昨日の仕事帰りに 出勤に通る道とは違う帰り道 道路脇を夏草が覆う草むらには いろいろな植物が混在している それを探すのが面白い 現在進行系の生息が楽しい 音は聴こえなくても　 息づかいを感じる 人間にとっては過酷なこの暑さ それを待っての植物たちの躍動 皆んな生きるため 　 次世代へ繋ぐため繰り返される 生命のバトンタッチ 　　　　高砂百合🌱 　　　　姫昔蓬❇️ 　 　　　　大荒地野菊🌿

北海道のお庭です 雑草ですが超大量発生してしまいました