先日、エヒメアヤメ・自生南限地帯（佐賀県久保泉町）へ行って来ました。
山里深く入って行くと、もともと自生していた場所に、環境保護の為の柵やロープがしてあり、手造りの橋も設えてありました。

アヤメというから、てっきり背丈40〜50cmの植物だと思っていたら、10cmほどの可愛らしいアヤメでした。
地元有志の方が、車の誘導から色んな説明までして下さいました。

観覧時間を過ぎていたにも関わらず、快く案内して下さり、感謝、感謝です。
是非、少しずつ増えていくことを願います。

㊟ここの観覧は、16時30分まで。
また、観覧期間が設けてあり、約1週間か10日位の間でしか見られません。
尚、今年の観覧は本日までです。

【エヒメアヤメ】　アヤメ属に属するビアードレス・アイリス

日本・朝鮮・中国原産
根茎性多年生草本
花期は、春から初夏にかけて。
赤紫色・青紫色があり、朝鮮には白色も見られる。

当初、朝鮮半島と中国東北部にしか生息していないとされていたが、愛媛県北条市で初めて発見された。
その後、佐賀県、大分県、福岡県、宮崎県、山口県、広島県、岡山県などで発見された。
1995年、危急に分類される。
2002年、熊本県で絶滅危惧種に分類される。