こんにちは(*^^*)

#今日は節分　の投稿です🫘👹

愛媛県三崎港からフェリーに乗る前に、地元のスーパーに立ち寄りました。
目の前に、2/2節分《バリバリシバ》1本150円！！の箱があり（右上）、
バリバリシバ❓　なんだこれ？？と。。。

そこにちょうど、可愛らしいおばさまが来られたので、聞いてみました。
「コレはね、節分の鬼退治に使うのよ。葉っぱを火で燻したら、バリバリバリバリって音がするの。だから昔からバリバリシバって言ってるのよ。その後、玄関とか門柱に括りつけるのよ。」って。

よく見ると、めっちゃトゲトゲの木に、違う種類の葉を付けた木がゴムで括られています

玄関や門柱に括りつけるのは、トゲトゲの木の方だけだそうです。
面白い風習ですね♬
少し調べてみましたので、興味がある方は以下の記述もお読み下さい。

【バリバリシバ】

愛媛の伝承文化
10cm程に切ったタラの木（樹皮一面に棘がある）に、鰯の頭とトベラを挟むという飾り。
鰯の頭は悪臭がするものなので、棘や悪臭で鬼を退散させるというもの。

トベラもまた、その葉幹根に悪臭があり、燻すとさらに匂いが増す。

［和漢三才図会］には、「トベラを門扉に挿せば能く疫鬼を退く」とあり、鰯の頭と同様の用いられ方と思われる。

八幡浜地方では、このトベラをバリバリシバ・パリパリシバと呼んでいる。
かつてはかまどで節分の豆まき用の大豆を炒る時、焚き付けにバリバリシバを用いていたが、その際、バリバリという音がすることからこの名称がついたとされる。

18世紀後半の宇和島藩内でも、当時から使われていたとされる記述がある。