先日、けいこさんから…
サボテンの「メロカクタス　マタンザナス」の種を譲っていただきました。

このサボテンは、成熟すると頭の部分に「花座」と呼ばれる花が咲く「ピンクの帽子」ができます。
花座ができると、その中にピンクの小さい花が咲き、花が咲いた後に「ピンクのにんじん型」の種子の袋ができるのです。


発芽してから花座ができるまでは約５年以上かかるそうで、そのため、花座ができているものはお値段もけっこう高く、あまり売っていません。
けいこさんは、今年の８月ににくるみ*ガーデンの通販でメロカクタスを購入されて、９月に開花、そして１０月末に種子の袋ができました。

私は数日前にけいこさんから写真の「ピンクのにんじん」を２個譲っていただきました。
貴重な種をありがとうございます～。

★１枚目
にんじん型の種子の袋。てっきりとんがった方が上になってつくのかと思っていましたが、逆の形で出てくるようです。

★２枚目
種子の袋を開いたところ。粘性のある薄いピンク色の果肉に黒い種が包まれています。

★３枚目
茶こしを使い、種の周囲の果肉を水で洗い流しました。
黒い粒が種です。芥子粒くらいのサイズでしょうか？直径1mmもありませんね～。

この果肉、かなり粘りがあり、水をかけてもなかなか取れませんでした…。

この状態で一回乾燥させ、それから土に種を蒔きます。

これから寒くなるので発芽適期ではありませんが、種ができてからすぐ蒔いたほうが発芽率がいいとのことなので、お部屋で育てることにしました。
種まきについては次の投稿で。

ちなみに私、多肉を実生で育てるのはこれが初めてです！
メロカクタス　マタンザナスの実生は育てやすいほうらしいのですが、少し大きくなるまではわりとデリケートなようなので、注意しながら育てたいと思います…。
（正確には、今年の夏にセダムのルベンスリザードがこぼれ種で発芽していましたが、時期が悪く育ちませんでした…）