昨日投稿した「メロカクタス　マタンザナス」の種まきの様子です。 ①２号ビニールポットに、普通の多肉の土を８分目くらい入れました。 ②その上に鹿沼土の細粒を入れます。土が粗いと種が埋もれてしまうそうです。 この状態で土の上から熱湯をかけ、消毒をしました。 ビニールポットに熱湯をかけて大丈夫なのか？と心配でしたが、案外大丈夫、というのをネットで読んでやってみました。 はい、大丈夫でした(笑) ③ポットにかけたお湯の温度が下がってから、洗って乾燥した種（前回参照）を、鹿沼土の上にばらまきます。 土にも黒い粒が混じっているのでちょっとわかりにくいですが （鹿沼土って全部黄色なのかと思ってたら、案外白い粒とか黒い粒が入ってるんですね…） 濃くてつやっとしているのが、メロカクタスの種です。 ④発芽までは乾燥させないように腰水管理がいいとのことだったので、水をためた容器に漬けています。 腰水といっても、水は1-2cmくらいの高さで、腐らないように毎日交換したほうがいいそうです。 ⑤湿度を高く保ったほうがいいとのことだったので、サランラップで覆いました。 まずはこれで一晩置いたのですが、できるだけ２０度以上を保ったほうがいいということだったので、ふと思いついてヨーグルトメーカーに入れてみることにしました。 最近、朝は室内でも２０度を切っていることはよくあったので… ヨーグルトメーカーなら一定の温度を保ってくれるのでちょうどいいかと。 ⑥ヨーグルトメーカーの中にそのまま入れてみました。 ⑦設定温度は25度（それより下げられないのです）、時間は最長の48時間にしています。 とりあえず今は日に当てなくても大丈夫だと思うのですが… いつヨーグルトメーカーから出したものか考え中です(笑) ※後で調べたら、サボテンの発芽には光は必要だそうです。そこまで明るくなくてもいいようですが… だから種を蒔いてから土は被せないのですね。 我が家は室内でも、真冬の朝は１０度くらいになってしまうこともあるので、植物用ヒーターマットを買おうかな～とかいろいろ考えております。 ⑧種をまいてから２日目の今朝の様子です。 マクロ撮影で撮ってみましたが… まだ何も変化はないようです😁

先日、けいこさんから… サボテンの「メロカクタス　マタンザナス」の種を譲っていただきました。 このサボテンは、成熟すると頭の部分に「花座」と呼ばれる花が咲く「ピンクの帽子」ができます。 花座ができると、その中にピンクの小さい花が咲き、花が咲いた後に「ピンクのにんじん型」の種子の袋ができるのです。 発芽してから花座ができるまでは約５年以上かかるそうで、そのため、花座ができているものはお値段もけっこう高く、あまり売っていません。 けいこさんは、今年の８月ににくるみ*ガーデンの通販でメロカクタスを購入されて、９月に開花、そして１０月末に種子の袋ができました。 私は数日前にけいこさんから写真の「ピンクのにんじん」を２個譲っていただきました。 貴重な種をありがとうございます～。 ★１枚目 にんじん型の種子の袋。てっきりとんがった方が上になってつくのかと思っていましたが、逆の形で出てくるようです。 ★２枚目 種子の袋を開いたところ。粘性のある薄いピンク色の果肉に黒い種が包まれています。 ★３枚目 茶こしを使い、種の周囲の果肉を水で洗い流しました。 黒い粒が種です。芥子粒くらいのサイズでしょうか？直径1mmもありませんね～。 この果肉、かなり粘りがあり、水をかけてもなかなか取れませんでした…。 この状態で一回乾燥させ、それから土に種を蒔きます。 これから寒くなるので発芽適期ではありませんが、種ができてからすぐ蒔いたほうが発芽率がいいとのことなので、お部屋で育てることにしました。 種まきについては次の投稿で。 ちなみに私、多肉を実生で育てるのはこれが初めてです！ メロカクタス　マタンザナスの実生は育てやすいほうらしいのですが、少し大きくなるまではわりとデリケートなようなので、注意しながら育てたいと思います…。 （正確には、今年の夏にセダムのルベンスリザードがこぼれ種で発芽していましたが、時期が悪く育ちませんでした…）