醜男さんのゴゼンタチバナ,御前橘,雑草の投稿画像

御前橘

ゴゼンタチバナ

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醜男

2024/10/02

御前橘(ゴゼンタチバナ)

ミズキ科サンシュユ属の常緑多年草。亜高山帯〜高山帯の林床に生える。高さ5〜15㎝。地下茎が横に長く這うので群生することが多い。葉が4個のものは若い株で、花も果実もつかない。花のある株の葉は6個が輪生状につき、広楕円形で長さ2〜5㎝、3脈が目立つ。花期は6～7月。茎頂から1個の花柄を立て、1個の花に見える1花序をつける。白色の4個の花弁に見えるのは総苞で、本当の花は中央に20個ほど頭状に集まる。果実は核果。直径5〜7㎜で秋に赤く熟す。

白山の最高峰の御前峰に自生しているので『御前』、果実が人気種であったカラタチバナに似るので『タチバナ』となった。

出典『高山に咲く花』『山に咲く花』『夏の野草』『白山・立山花ガイド』『日本名山花紀行』『野草の名前夏』