🍀オニシバリ🍀
夏坊主

不思議な植物☘️ 夏に葉を落とし秋〰️冬に葉をつける
夏落性と表現されるそうです‼️💦

オニシバリ（鬼縛り）は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑小低木です。別名ナツボウズ（夏坊主）とも呼ばれます。
オニシバリは、樹皮が堅く、鬼をも縛るほど繊維が強いことからこの名前が付けられました。落葉樹林の林床で生育する落葉低木ですが、夏に葉を落とす“夏落性”と表現される不思議な生き方をする植物です。他の植物が葉を落とす秋～冬に葉を出して、十分な光を受けて光合成をします。
オニシバリは、福島県以南の本州太平洋側、四国及び九州に分布しています。山地の雑木林に自生し、強靭な樹皮で作る縄は鬼さえも縛ることができるとして「鬼縛り」と名付けられました。日本以外の東アジアにも見られ、家畜用の縄にこの樹皮を使う国もあります。
オニシバリは、早春（２～４月）に葉の脇に黄緑色の花を数輪咲かせます。夏頃に赤い実をつけますが、果実は大変辛くて食べられません。