■宿根草

・Persicaria amplexicaulis 'Golden Arrow'
・Panicum virgatum 'Chocolata'

数週間前に乙庭さんから届いた宿根草を鉢に植えました。まだこんなですが、春が楽しみです。

最高気温9℃、最低気温4℃

以下、乙庭さんのHPより

(ペルシカリア ゴールデンアロー)
夏〜秋の長期にわたり、細長い直立穂花をたくさん咲かせる、野的な魅力満点のタデ科の植物、ペルシカリア アンプレキシカウリス種の、リーフプランツとしても楽しめる激レア魅惑的な黄金葉品種です。

兵庫県の超・魅惑の庭園、ガーデン植花夢さんで拝見してとても感動し、導入した激魅惑種です。

乙庭ではこれまでも、性質丈夫で植栽効果の高い宿根草としてペルシカリア　アンプレキシカウリスの園芸品種を多数ご紹介してきましたが、本種ゴールデンアローは、まさに決定版！

鮮やかな黄金葉を春から楽しめ、黄金葉と赤い穂花とのコントラストもたいへん美しい、素晴らしい品種です。

株元に瑞々しい黄金葉を茂らせ、花茎を立上げ野草的な雰囲気漂う赤色の細長い穂花をたくさん咲かせます。葉の瑞々しい緑と花色との対比もとても美しいです。

野的で素朴な美しさ。かといって山野草のように楚々とした感じではなく、積極的にデザイン性をアピールする、非常に庭での利用価値の高い植物だと思います。

グラス類との相性は抜群で、パニカムやペニセタム、ミスカンサスなど様々なグラス類の葉や穂とよく合います。

グラス類ではパニカム デュイーブルーの水色葉やパニカム ルビーリボンズの銅葉、ペニセタム ビローサム、パープルファウンテングラスの穂、ミスカンサス リトルゼブラなどなど。

花モノではユーパトリウムやベルノニア、エキナセアやモナルダ、クレオメやケイトウなどと合わせると野的な雰囲気も漂いつつ彩り豊かな夏〜秋のダイナミックな植栽になります。

性質は丈夫。タデ科の植物にありがちな繁茂しすぎて困るようなこともなく、扱いやすい植物だと思います。

ただ、梅雨の頃、高く伸びて倒れる傾向があります。風通しよくする効果もかねて、6月頃、伸びた茎を刈り戻すと、夏〜秋にかけて開花本番期に草姿よく鑑賞できます。

(パニカム チョコラータ)
スッとした立ち姿が美しく、葉先と穂が赤紫褐色に美しく色づくたいへん魅惑的なパニカムの園芸品種です。

本種チョコラータは、赤紫褐色に色づく美しい穂茎もさることながら、葉も穂茎もスッと行儀良く立ち、垂直性のある草姿が美しく、植栽にたいへん使い易く、鑑賞価値も高いオーナメンタルグラスです。

銅葉系のパニカムだと他に最新品種の、パニカム　ルビーリボンズがありますが、本種チョコラータはより旧い品種で、葉の銅色は、ルビーリボンズよりも薄いです。草姿としてはチョコラータの方が大きく育ちダイナミックなので、ダイナミックさと葉色のどちらを優先するかで品種を選んでいただくとよいと思います。

紫色の散開穂も遠目に見ると紫の霧のような効果を呈し、たいへん美しいものです。

夏〜秋のボーダー花壇でポリゴナム　ファイアーテイルやクレオメ、ブロンズフェンネル、アキレア　ウォルターフンクやユーパトリウム、ルドベキアなどと合わせると野的かつ色彩構成の美しいオーナメンタルな植栽になります。