セダム チョコレートボール。
（名無しでしたが、たぶんそう？）

これはマツノハマンネングサ とも言われていますが、日本に自生するマツノハマンネングサ（Sedum hakonense)とは全く違うものらしいのです。
写真を見る限り、マツノハマンネングサとチョコレートボールは全然似てません。

調べたところ、チョコレートボールは、マツノハマンネングサによく似ている『ウンゼンマンネングサ』（Sedum polytrichoides）の園芸品種らしい…？？（はっきりしてませんが💦）

マツノハマンネングサは絶滅危惧種に指定されているので、現在は流通されていません。
山野草として、マツノハマンネングサとして売られているものは、ウンゼンマンネングサなのだそうです。


さて、ちょっと前に投稿しましたが、この子（チョコレートボール）は、マンネングサとついているくせに、かなりデリケートでして。
すぐチリチリになるし、カットして挿すとなかなか根付きません。

最近やっと、この子を育てるコツを掴んできました。
この子はかなりお水好きで、他の万年草系に比べても相当お水が必要です。毎日水をあげてもいいのでは？ってくらい。

直射日光がダメなわけではないのですが、乾燥が苦手なので、半日陰のほうが管理しやすいです。ただ、半日陰だとあまり紅葉しません。

なので、一番維持しやすいのは雨ざらしの地植えです。あとはプランター。
小さい鉢では調子を崩す率が高いです。

水浸しになっていても気にしなくていいですが、土が乾いてたら即お水をあげましょう。水切れすると、すぐに葉がチリチリになってしまいます。
だから、鉢なら水持ちのいい培養土多めで植えるのがオススメです。

カット挿しは根付きにくいですが、植えたあとに水多めで半日陰で管理するとなんとか根付いてくれます。
（今からの季節だとカット挿しはちょっと厳しいかもしれません）

かなりお水好きなので、つぶつぶ系の多肉との寄せ植えには向いていません。
草系セダムとの混植ならいけますが、この子の部分だけ頻繁に水をあげたほうがいいです。

★左上
ウッドデッキ下の半日陰の子。
元気そうですが、緑です。
★左下
プランターで他のセダムに埋もれてた子を、セダムバスケット寄せに移しました。
この子は埋もれてるくらいの湿度や日照がちょうどいいみたいです。
★右上
チリチリになってやや瀕死だった株の上をカットして、残った根を育苗箱に植えたものです。雨ざらしです。
根が残っていればこのように新芽が出てきます。
★右下
ポスト下セダム畑の子。
日光がよく当たるのでいい色に紅葉してます。

この子には、とにかくしょっちゅう水をあげてます。3日に1回くらいですかね。
こんなに水が好きな子は、多肉と言えるんでしょうか？🤣