〜昨日の続きから〜

ゲランドの塩については、とやかく言うのはやめよう
信者からムッシュへのフランス土産なのだから‥

そして　このあと　上座を陣取り、色々仕切っていた男の正体が判明する(いきなり誰❓笑 ゴメン)

ワイン瓶を抱え　ワインについてのウンチクを語りだしたのは、某TV局のお天気お兄さん、その人だった

どこかで見たような‥と思ったはずだ

業界人ぽく　堂々としてお喋りがうまい

しかし　お天気ではなくてワインのお話
そしてムッシュを褒めまくる

なんだろう
この食事会は‥
ムッシュのお披露目の場❓と心の中で思う

そして料理も佳境に入り
熱々のリゾットの登場
そして‥
チーズおろし器を持ったムッシュも登場
右手には黒い塊
トリュフだ
その黒い塊を惜しげもなくリゾットの上に削っていく

信者たちから　おお〜！と歓声があがる

トリュフが贅沢にかけられたリゾットが回される
隣も、その隣からも、感嘆の溜息

ムッシュとお天気お兄さんふたりのトリュフ対談がはじまる

実は私　トリュフは　この時はじめてだったので、その存在の貴重さがよくわかっていなかった

トリュフ対談をBGMに、無言で食べていた
なんか‥ これ‥
よくわかんないけど‥病みつきになるかもしんない‥と　その時思った

トリュフの風味　香りというものを堪能した

向かいの二人組が、ありえんわ、このトリフの量！と言っていたことから、凄いことだということは理解できた

宴は終わって　私は心地よい酔いの中　ムッシュにごちそうさまと言いお辞儀をして帰っていった

その後　二度程、その食事会に誘われたが、用事をつけて断った

確かに　あの時のリゾットは忘れられないものになったが、何の脈略もない(全員グルメという共通点はある、しかし私はグルメではなーい)知らない同士が宴を囲むという事が性に合わないと感じた

やはり美味しいものは、気のおけない好きな仲間と囲む方が　より美味しいと思うのだ

リゾットのお米の出来加減、この芯の残り具合が絶妙とか言われても、よくわかんないし

何も考えずに食べることに集中したい私なのだった



(オチもなく終わり、、申し訳ない、、)


〜植物は行きたい方にいくんだよ〜いつかのウォーターマッシュルーム〜