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オオカワヂシャ
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醜男
2022/06/13
大川萵苣(オオカワヂシャ)
オオバコ科クワガタソウ属の多年草。ヨーロッパからアジアにかけて原産の帰化植物。日本での初記録は1867年の神奈川県。河川や用水路などの水辺に生える。地中を横走する根茎から茎を直立し、高さ1mほどになる。葉は長楕円形〜披針形、縁には細かい鋸歯があり、無柄で対生する。茎上部の葉では基部が心臓形となって茎を抱く。花期は4~9月。葉腋に穂状の花序を出し、淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。果実は球形、先端が凹み、長さ3㎜ほどの花柱が残る。果柄は上を向く。花期が長く、大量の種子を散布する。
海外ではサラダ用野菜としてレモンの搾り汁をかけて食用にされたり、葉や根が食欲増進や便通促進に使用される。
萵苣(チシャ)とは野菜のレタスを指す言葉。田のあぜや川岸に生える在来種のカワヂシャは、美味しく食べられる野草ということでチシャがつき、水辺に育つのでカワヂシャの名がついた。しかし近年減りつつあり、準絶滅危惧種に指定されている。 オオカワヂシャは水辺によく見られる。近年はカワヂシャとオオカワヂシャの交雑種ホナガカワヂシャが増殖中で、在来種と置き換わっているところもある。
出典『日本帰化植物写真図鑑』『帰化&外来植物 見分けマニュアル950種』
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大川萵苣
植物
オオカワヂシャ
オオバコ科クワガタソウ属の多年草。ヨーロッパからアジアにかけて原産の帰化植物。日本での初記録は1867年の神奈川県。河川や用水路などの水辺に生える。地中を横走する根茎から茎を直立し、高さ1mほどになる。葉は長楕円形〜披針形、縁には細かい鋸歯があり、無柄で対生する。茎上部の葉では基部が心臓形となって茎を抱く。花期は4~9月。葉腋に穂状の花序を出し、淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。果実は球形、先端が凹み、長さ3㎜ほどの花柱が残る。果柄は上を向く。花期が長く、大量の種子を散布する。
海外ではサラダ用野菜としてレモンの搾り汁をかけて食用にされたり、葉や根が食欲増進や便通促進に使用される。
萵苣(チシャ)とは野菜のレタスを指す言葉。田のあぜや川岸に生える在来種のカワヂシャは、美味しく食べられる野草ということでチシャがつき、水辺に育つのでカワヂシャの名がついた。しかし近年減りつつあり、準絶滅危惧種に指定されている。 オオカワヂシャは水辺によく見られる。近年はカワヂシャとオオカワヂシャの交雑種ホナガカワヂシャが増殖中で、在来種と置き換わっているところもある。
出典『日本帰化植物写真図鑑』『帰化&外来植物 見分けマニュアル950種』