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醜男
2022/02/28
榛の木(ハンノキ)
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。水辺の湿地に群生し、浅い水中でも生育できる。ミドリシジミ(蝶々)の食草としても知られる。幹や枝に卵を産み付け、その後孵化した幼虫が若葉を食べる。花期は11~4月で地域により開花期が異なる。暖地では冬のうちに咲き、寒地では新葉が出る前の4月に開花する。長く垂れる赤茶色の穂は雄花の集まり。風媒花で雄花は大量の花粉を飛ばすので花粉症の原因となる。枝先に赤く点るのは雌花の花穂で、秋には長さ2㎝ほどのマツボックリ状の果穂に育つ。赤い柱頭を出して花粉を受け、後に隙間が開いて堅果がこぼれ落ちる。堅果は狭い翼があり、風に舞うように散る。
かつては秋の稲刈りの後に稲束を干す稲架木(はさぎ)に使われたため、田んぼの畦に一列に植えられていた。
ハンノキの古名は『はり』あるいは『はりのき』。古語で開墾することを意味する『墾(はり)』に由来する名前ではないかといわれる。
出典『里山の花木ハンドブック』『樹木の事典600種』
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ハンノキの育て方
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。水辺の湿地に群生し、浅い水中でも生育できる。ミドリシジミ(蝶々)の食草としても知られる。幹や枝に卵を産み付け、その後孵化した幼虫が若葉を食べる。花期は11~4月で地域により開花期が異なる。暖地では冬のうちに咲き、寒地では新葉が出る前の4月に開花する。長く垂れる赤茶色の穂は雄花の集まり。風媒花で雄花は大量の花粉を飛ばすので花粉症の原因となる。枝先に赤く点るのは雌花の花穂で、秋には長さ2㎝ほどのマツボックリ状の果穂に育つ。赤い柱頭を出して花粉を受け、後に隙間が開いて堅果がこぼれ落ちる。堅果は狭い翼があり、風に舞うように散る。
かつては秋の稲刈りの後に稲束を干す稲架木(はさぎ)に使われたため、田んぼの畦に一列に植えられていた。
ハンノキの古名は『はり』あるいは『はりのき』。古語で開墾することを意味する『墾(はり)』に由来する名前ではないかといわれる。
出典『里山の花木ハンドブック』『樹木の事典600種』