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阿南田零さんの部屋,バルボフィラム ウェベリ,Bulbophyllum weberiの投稿画像
Bulbophyllum weberi
バルボフィラム ウェベリ
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阿南田零
2021/11/28
また1つ(2つ)観葉植物が蘭に昇格した。
どちらも10~11年前に(でも別々に)、どちらもBulb. sp. として入手したけど、どちらもここまで1度も咲くことはなかった。
そして、ついに、今年の秋になって2つ同時に花芽を付け、2週間ほど前に向かって右側、1週間ほど前に向かって左側が開花した(今は両方とも終わっている)。
…同じ種類だった。
まあ、この2つの場合は、咲いてみて初めて正体が分かった夏のレピダムの時とは違って、育て始めて数年後には、2つが同種だろうことも、この花が咲くだろうことも、概ね予想は出来ていたのだけど。
それにしても、どういう普及の仕方をしたらこういうことが起こるのか良く分からないが、このバルボは実に色々な名を付けられて出回っている。
日本ではかなりの長期間(たぶん今も)、かなりの数の個体がBulbophyllum (Cirrhopetalum) thouarsii (ソーアルシー、ソウアルシー、ゾウアルシー…etc.)として出回っていたらしく、自分が蘭を集め始めた頃も、ネットでこのバルボとこの名前をセットでよく見かけた。
そして、今年の1月にポストしたBulb. Thouputiの片親も、花の特徴から考えて、おそらくこれで間違いなさそうだ。
しかし、残念なことに、このバルボの名はBulbophyllum (Cirrhopetalum) thouarsii(ソーアルシー)ではない。
…眠いので後で追記します…
…追記
Cirrhopetalum thouarsiiは仏領ポリネシアで発見され、1830年に新種記載されたが、後にロンギフロラム(Bulbophyllum longiflorum)と同種であるとして、今はロンギフロラムの異名とされている。花の特徴(色や形)もごくオーソドックスなロンギフロラム(Bulbophyllum longiflorumで画像検索すると出てくる黄色い花)と大きな違いはなく、このピンクのバルボとは全く違う。
その他、このバルボの名として日本のサイトで出てくるものとしてはロンギフロラム、ピクツラツム等があったが、形態的にロンギフロラムではない。
ピクツラツムについては完全に可能性が排除出来るわけではないのだが、別種が絡んだ色々なややこしい問題もあるのでちょっと保留。でも、たぶん違う。
自分が分からないバルボに出会ったときに、最初に当たりをつける手段として利用しているサイトにInternet Orchid Species Photo Encyclopedia(通称:IOSPE)というのがあるが、ここにもこのピンクのバルボと同種と思われる画像がBulb. amplifolium、dentiferum、weberiなど複数種のページに登場する。他にもまだかくれているかもしれない。
まあIOSPEは記述自体は色んな文献をきちんと参照して書かれているが、使われている画像はあちこちからの借り物で、正確に同定されたものばかりではないので、記述とつじつまの会わない間違った画像も多いのだけれど。
で、上記3種について言えば、amplifoliumとdentiferumは模式標本の花のスケッチと形態的に異なるので却下。amplifoliumに至ってはスケッチに示された縮尺を見るとかなりの大型種で、サイズ的にもあり得ない。
残るweberiは元々weberiとして記載されたものと、初めはbaucoenseとして記載され、後にweberiと同種とされたものがあり、まあ、同種とされるくらいだからとても良く似ているのだけれど、しいて言えば、元bucoenseだったもののスケッチは、このピンクのバルボと寸分違わないと言っていいほど良く似ている。
ということで、うちの、このピンクのバルボは
暫定的に
バルボフィラム ウェベリ
Bulbophyllum weberi, Ames (1912)
ということにしておこうと思う。
myaon
2021/11/28
おはようございます🎶🐔🐣✨
素敵なお花です✨✨✨
香りが気になります〜それにしてもバルボの名前って。。。
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2
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阿南田零
2021/11/28
@myaon
さん
香りというか、においはほとんど感じなかったですが、ごくうっすらと生魚っぽい風味が…。
バルボの名前が無茶苦茶なのは、基本的には種数が多すぎて分類すら追い付いてないのが原因でしょうね。
それと、大昔、大航海時代は探検家や植物学者が採集してきたものを、植物学者、博物館や植物園の学芸員などがきちんと鑑定し、植物園等で増殖した後に、世に出回ってたものが、世界が狭くなってからは、山師みたいな連中が採ってきて、ろくに種の同定もしないまま、あるいは適当な名前をくっ付けて売るような商売が増えたからだろうと思います。
ワシントン条約の趣旨からすると、とんでもないことですけど。
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2
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myaon
2021/11/28
@阿南田零
さん🎄⛪⛄🎄
やはりそちら系の香りですか。。。😁😃😄😊☺
きちんと鑑定してから流通させて欲しいですね。
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2
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阿南田零
最近は不定期にしかGSを閲覧できないので、コメントや質問頂いても1週間程度返信出来ないことが多々あります。
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ラン科
洋ラン
花のある暮らし
バルボフィラム
バルボフィラム属
Orchidaceae
Bulbophyllum属
マメヅタラン属
植物
バルボフィラム ウェベリ
Bulbophyllum weberi
どちらも10~11年前に(でも別々に)、どちらもBulb. sp. として入手したけど、どちらもここまで1度も咲くことはなかった。
そして、ついに、今年の秋になって2つ同時に花芽を付け、2週間ほど前に向かって右側、1週間ほど前に向かって左側が開花した(今は両方とも終わっている)。
…同じ種類だった。
まあ、この2つの場合は、咲いてみて初めて正体が分かった夏のレピダムの時とは違って、育て始めて数年後には、2つが同種だろうことも、この花が咲くだろうことも、概ね予想は出来ていたのだけど。
それにしても、どういう普及の仕方をしたらこういうことが起こるのか良く分からないが、このバルボは実に色々な名を付けられて出回っている。
日本ではかなりの長期間(たぶん今も)、かなりの数の個体がBulbophyllum (Cirrhopetalum) thouarsii (ソーアルシー、ソウアルシー、ゾウアルシー…etc.)として出回っていたらしく、自分が蘭を集め始めた頃も、ネットでこのバルボとこの名前をセットでよく見かけた。
そして、今年の1月にポストしたBulb. Thouputiの片親も、花の特徴から考えて、おそらくこれで間違いなさそうだ。
しかし、残念なことに、このバルボの名はBulbophyllum (Cirrhopetalum) thouarsii(ソーアルシー)ではない。
…眠いので後で追記します…
…追記
Cirrhopetalum thouarsiiは仏領ポリネシアで発見され、1830年に新種記載されたが、後にロンギフロラム(Bulbophyllum longiflorum)と同種であるとして、今はロンギフロラムの異名とされている。花の特徴(色や形)もごくオーソドックスなロンギフロラム(Bulbophyllum longiflorumで画像検索すると出てくる黄色い花)と大きな違いはなく、このピンクのバルボとは全く違う。
その他、このバルボの名として日本のサイトで出てくるものとしてはロンギフロラム、ピクツラツム等があったが、形態的にロンギフロラムではない。
ピクツラツムについては完全に可能性が排除出来るわけではないのだが、別種が絡んだ色々なややこしい問題もあるのでちょっと保留。でも、たぶん違う。
自分が分からないバルボに出会ったときに、最初に当たりをつける手段として利用しているサイトにInternet Orchid Species Photo Encyclopedia(通称:IOSPE)というのがあるが、ここにもこのピンクのバルボと同種と思われる画像がBulb. amplifolium、dentiferum、weberiなど複数種のページに登場する。他にもまだかくれているかもしれない。
まあIOSPEは記述自体は色んな文献をきちんと参照して書かれているが、使われている画像はあちこちからの借り物で、正確に同定されたものばかりではないので、記述とつじつまの会わない間違った画像も多いのだけれど。
で、上記3種について言えば、amplifoliumとdentiferumは模式標本の花のスケッチと形態的に異なるので却下。amplifoliumに至ってはスケッチに示された縮尺を見るとかなりの大型種で、サイズ的にもあり得ない。
残るweberiは元々weberiとして記載されたものと、初めはbaucoenseとして記載され、後にweberiと同種とされたものがあり、まあ、同種とされるくらいだからとても良く似ているのだけれど、しいて言えば、元bucoenseだったもののスケッチは、このピンクのバルボと寸分違わないと言っていいほど良く似ている。
ということで、うちの、このピンクのバルボは
暫定的に
バルボフィラム ウェベリ
Bulbophyllum weberi, Ames (1912)
ということにしておこうと思う。