Souvenir d’Anne Frank 〜アンネ・フランクの形見
1960年　ベルギー🇧🇪
🏷月曜日にはバラを に参加します🌹

このバラは以前勤め先で撮影したもの。
もう何年も前になりますが、バラの花に色の変化があること、バラにはそれぞれ名前や由来があることを教えてくれた花です。

４枚の写真は、色の変化をご覧いただけるよう並べてみました。
蕾の状態の時を撮ることができなかったのですが、赤色だそうです。
日本では植物園や学校関係に配布されているケースが多いようです。

名前のとおり、アンネ・フランクの形見として捧げられたバラで、日本へは彼女の父オットーから寄贈され、愛と平和のシンボルとなっています。

当時、職場の玄関先に植えられたこのバラを見るのをとても楽しみにしていました。色の変化が神秘的でとても魅惑的なバラ。もしかしたら、バラの花から活力を与えられていたのかもしれません。子ども達と接するのも楽しく、今でも良い思い出…自分がもう少し若く、健康だった頃の話です。

アンネの言葉に、
「もし、神様が私を長生きさせてくださるのなら、私は社会に出て人類のために働きたいのです」
と、あります。
その志の高さに感銘を受けるとともに、自分が病の身になって初めて心から彼女の言葉に共感できるように思いました。

【参照】Wikipedia「アンネのバラ」