伊豆白浜の海で採取した流木。

ただいま絶賛！アク抜き中のため！1週間ほど水につけて！乾かして！また1週間水につけての繰り返し。


それにしても、なんと美しくなめらかな曲線を描く流線美だろう。

木本来の温もりを感じさせながら、その個性あるフォルム、色、模様の組合せは、長い時間をかけて自然界が作り出した芸術の作品と言えよう。

一つとしてないその造形は見るものの心を奪い、見ているだけで癒してくれる。


かの有名な建築家アントニ・ガウディも曲線美に取り憑かれた1人である。

彼は自然物が生み出す曲線や有機的な形を忠実にデザインに取り入れた多くの建造物を残している。



綺麗な曲線を描き相手を一瞬のうちに葬り去る格闘家もいる。


那須川天心

彼が繰り出す三日月型に軌道を描いた蹴りは、相手の脇腹からするどく滑り込ませ肝臓を足の先で突く。

キックボクシングの成績は39戦39勝。
数多くのタイトルをモノにし、キックボクシング界にはもはや敵なしと思った彼は今季いっぱいでの引退し、ボクシングへ転向することが発表された。


だが、


キック界にはもう1人最強と言われる男がいた。


K-1 WORLD GP3階級制覇の絶対王者、武尊選手である。

41戦40勝。


アグレッシブに攻め続ける攻撃的なファイトスタイルから着いた異名は『ナチュラル・ボーン・クラッシャー』


互いのファンたちは、ネット内でどちらが強いかと幾度となく語られ、時には言い合いになる事もあった。

だが、団体の壁が2人の対戦を拒み実現は絶望的に見えた。


2020年12月31日


那須川選手が出場する大晦日の格闘技イベントRIZIN.26の会場に武尊現れたのだ。

彼は会見で那須川戦に向けた意思表示だと発言した。


2021年6月


ついに最強を決める世紀の大一番が開催される・・・・・ハズだった。


武尊選手の右拳負傷が発覚し、この対戦は寸前でまたも実現する事はできなかった。


既にボクシング転向を表明している那須川選手。実現するとなれば大晦日のリングが、実現のラストチャンスだろう。

コロナなど暗く重い話が続く昨今で、オリンピックイヤーで沸いた日本に、もう一つ大きな花火を打ち上げ欲しい。









Σ いったい！なんの話をしている！！！！


完