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ジャケツイバラ
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醜男
2021/05/15
蛇結茨(ジャケツイバラ)
マメ科ジャケツイバラ属の落葉つる性木本。日当たりの良い林縁や川岸に生える。木の高さはふつう1~2mだが、数mに達するものもある。太さは根元で5~6㎝、太いもので10㎝以上にもなる。幹、細い枝、葉柄まで鋭い棘があり、他の木に引っかけて高く這い上がる。棘は逆向きの鉤形で強固。葉は2回偶数羽状複葉で互生する。1枚に5対前後の羽片がつき、1羽片に10対前後の小葉がつくため、1枚の葉に130枚前後の小葉がつく。葉軸、羽片柄にも逆向きの鋭い棘がある。花期は5~6月。花は総状花序で枝先から直立し、黄色い花を20~40個つける。左右対称の5花弁で、うち4枚はほぼ同じ大きさで、上中央の1枚だけ小さく、赤紫色の模様がある。赤褐色の雄しべが10個突き出す。雌しべは1個。果実は豆果。長さ7~10㎝で、種子は4~8個ほど。秋に横向きに熟すと上部が開き、種子が見える。種子は楕円形で黒茶褐色、茶褐色の縞状の斑が入る。
名前は、全身棘だらけの枝が絡み合うさまに蛇の巣窟を連想したもの。日当たりの良い河原によく生えることから河原藤(カワラフジ)の別名もある。
出典『里山のつる性植物』『里山の花木 ハンドブック』『草木の種子と果実』
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醜男
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蛇結茨
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ジャケツイバラ
マメ科ジャケツイバラ属の落葉つる性木本。日当たりの良い林縁や川岸に生える。木の高さはふつう1~2mだが、数mに達するものもある。太さは根元で5~6㎝、太いもので10㎝以上にもなる。幹、細い枝、葉柄まで鋭い棘があり、他の木に引っかけて高く這い上がる。棘は逆向きの鉤形で強固。葉は2回偶数羽状複葉で互生する。1枚に5対前後の羽片がつき、1羽片に10対前後の小葉がつくため、1枚の葉に130枚前後の小葉がつく。葉軸、羽片柄にも逆向きの鋭い棘がある。花期は5~6月。花は総状花序で枝先から直立し、黄色い花を20~40個つける。左右対称の5花弁で、うち4枚はほぼ同じ大きさで、上中央の1枚だけ小さく、赤紫色の模様がある。赤褐色の雄しべが10個突き出す。雌しべは1個。果実は豆果。長さ7~10㎝で、種子は4~8個ほど。秋に横向きに熟すと上部が開き、種子が見える。種子は楕円形で黒茶褐色、茶褐色の縞状の斑が入る。
名前は、全身棘だらけの枝が絡み合うさまに蛇の巣窟を連想したもの。日当たりの良い河原によく生えることから河原藤(カワラフジ)の別名もある。
出典『里山のつる性植物』『里山の花木 ハンドブック』『草木の種子と果実』