閉鎖空間②


別に構わないのだが、私の話に何を勘違いしていいねしてくるのか分からない人達。
君達の話だぞ。

母方の話をする。
母方は父方と違い、分かり易く悪質だ。
何故なら母の父は大地主の末っ子だった。大地主より周りの方が責任がないので、タチが悪い場合は多い。祖父は遊び人ではあったらしいがそこまで悪い人ではなかった。
私は地主が大嫌いなので、私生活では絶対に付き合わない。
私にはずっと貧乏アピールをしていたが、それなりに金に余裕があった母は足の障害で施設育ちにも関わらず、守銭奴の操作魔と化した。時代もバブル全盛期の為、頭も悪いのに見事に東京の地銀にコネで就職した。母の兄はそこそこに器用だが金にだらしなく一時期ギャンブル等で借金、離婚し子供も居たがトンズラし慰謝料なんて一銭も払ってない。死んだ祖父から勘当され、今は埼玉で新聞屋経営で一応落ち着いている、事になっている。出来過ぎ。
典型的な子供が出来損ないのパターン。
私は母方の祖母に1番似てると言われていたし懐いていたようだ。しかしその祖母も祖父のいとこで、これまた近親婚である。田舎ではそこまで珍しい事でもないのかもしれないが、気持ちが悪い。

母も叔父も自覚のない完璧な虚言症だった。血液型すら嘘を付かれていた。現在では勿論始めに調べるだろうが、昔なら緊急の輸血が必要になった場合どうするのだろう。ほとんど殺しにかかっているとしか思えない。
しかし早々に実家を逃げ、人付き合いが多い私は後に同じ様な嘘を付かれている人がそれなりに居る事を知った。
しつこいがこの島は原始母神教なので、割と最近まで母親からの虐待も子殺しも罪に問われなかった。

生理的にとにかくキショい。
閉鎖空間とは突き詰めるとこうなる。

シロタエギクをうちで1番立派な鉢に植えた。立派な陶器の鉢はオシャレだが重くて実用的でないので使用しないことにしたのだが、シロタエギクは並のプラ鉢にはビックリするくらい似合わない、オシャレさんだった。