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大切な方から出産報告があると、なにを贈ろうかワクワクしつつも悩むことがあるかと思います。このページでは、出産祝いに贈りたい花を花言葉と一緒に紹介します。
出産祝いに花束を贈るときのマナーも一緒にご参照ください。
まず、基本的なことですが、出産祝いは産後に贈りましょう。予定日を過ぎた頃に贈るのではなく、出産報告を聞いてからのお祝いをおすすめします。出産は最後まで何が起こるか分かりません。無事に出産され、母子ともに健康であることを必ず確認してからお花を贈るようにしましょう。
出産祝いを贈るタイミングは、退院後1週間から1ヶ月が一般的なマナーです。これは、子どもの健やかな成長を祈る「お七夜」から、生後1ヶ月後に行う「お宮参り」までの期間が良いとされているからです。産後退院してから、徐々に落ち着いてきた2〜3週間後に贈るのが一番良いでしょう。
どうしても退院前のママにお花を贈りたいと考えている人は、事前に病院にお花を贈ってもよいか相談しましょう。アレルギーへの配慮から、生花を飾ることができない病院もあるので、せっかくの好意が迷惑になってしまわないように気をつけましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんとの生活はとても慌ただしく繊細です。日々のお世話に大変な状況なので、赤ちゃんに早く会いたいという気持ちはぐっと堪えて、出産祝いを直接渡しに行くのは避けた方が良いでしょう。
相手に負担をかけないためには、出産祝いは宅配で贈るのがスマートです。相手が受け取りやすい時間帯など、事前に確認しておくと良いでしょう。
出産祝いにお花を贈るなら、切り花を贈りましょう。花が散りやすく、こまめなお世話が必要な花屋、花粉が飛びやすかったり、香りが強すぎるお花は避けましょう。
また、鉢植えの花は贈ってはいけません。鉢植えには、「病気が根付く」「寝つく」という意味があるため、縁起の悪い贈り物になってしまいます。
せっかくの素敵なお花でも、悪い花言葉がついていることもあります。死や不幸などを連想させる花言葉を持つ花は贈らないように気をつけましょう。
お花は様々な種類がありますが、出産祝いに贈る花には以下のようなものがおすすめです。
ピンク色のバラは、色の濃淡によって花言葉が違います。
どれも前向きな花言葉ばかりなので、出産祝いにふさわしいお花です。美しさと柔らかさを持ち合わせたピンクのバラは、贈るだけでお祝いの言葉を代弁してくれそうですね。
カーネーションは、母親からの愛を連想させる花言葉を持っています。赤い色のカーネーションの花言葉は「母への愛」。出産を終えたばかりの女性をねぎらうプレゼントにはぴったりの花言葉ですね。ただし、黄色のカーネーションは「軽蔑」という花言葉を持つため贈らないように注意しましょう。
カスミソウの花言葉は「永遠の愛」です。また、カスミソウは英語圏では「ベビーブレス」つまり「赤ちゃん(もしくは愛しい人)の吐息」という名前で呼ばれています。
生まれたばかりの赤ちゃんとご家族の幸せな時間に添えられるにふさわしいお花です。繊細で美しい花が咲きこぼれるカスミソウですが、カーネーションなど他のお花と混ぜたアレンジメントにすると、さらに華やかで美しい花束になるのでおすすめです。
トルコキキョウの花言葉は「希望」「深い思いやり」「すがすがしい美しさ」です。
トルコキキョウは、幾重にも重なる花びらがまるでフリルのような繊細で美しい雰囲気の花です。花色も花形も豊富で、切り花として通年流通しています。夏の暑い時期でも花持ちが良いのでおすすめです。花言葉は、生まれたばかりの新しい命に込める願いとして素敵な言葉ですね。
ブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」です。
ブルースターは、小さな星形をした青い花です。爽やかな青い花びらが、まるで星のように見えることから「ブルースター」と名付けられました。ブルースターの花色は、ベイビーブルーとも呼ばれ、欧州では男の子が誕生したときに贈られる花として知られています。幸せを連想させる花言葉は、出産祝いにぴったりですね。
これらは手入れが必要ないので、植物を育てることに慣れていない方へもおすすめです。
出産というかけがえのない人生の一瞬にお花を贈るのはとても素敵なことですね。お花は周囲を明るく華やかな雰囲気にしてくれるので、お祝いに贈るにはぴったりです。
しかし、贈り方によってはせっかくの気持ちが相手の迷惑になってしまうこともあります。赤ちゃんが生まれたばかりで不慣れな生活を送るご家族に配慮し、ふさわしい花束を贈りましょう。
GreenSnap編集部