warning
error
success
information
シザンサスは色鮮やかな花で見た目がとてもきれいです。南米原産らしく明るい鮮やかな花弁が特徴的な花です。このページではシザンサスの育て方の基本や、花言葉の意味などをまとめています。
シザンサスはナス科ムレゴチョウ属の植物です。見た目は洋ランに似ていますが、ランの仲間ではありあせん。草丈は20センチから80センチで、花期は3月から5月ごろです。
花の色合いは華やかなものが多く、赤、ピンク、白、オレンジ、黄、紫などがあります。はっきりとした色が特徴です。
シザンサスは日当たりのよい場所を好みますので、明るい場所で栽培しましょう。またチリ原産の植物のため、やや乾燥した場所を好みます。長時間雨に当たらないように注意をしてください。
湿気を嫌いますので、梅雨の時期は換気をして通気性に気をつけながら栽培することをおすすめします。
シザンサスは園芸店で市販されている草花用の培養土で育てることが可能です。
シザンサスは土が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。ただし、湿気を苦手とするので、土が常に湿った状態にはならないように注意してください。
また、花に水を直接当てるのも避けた方が良いでしょう。
開花するまでは、液体肥料を月に3回ほどの頻度で与えてください。肥料を与えすぎると弱い株になりますので、やや少なめに与えるのがおすすめです。
希釈タイプの液体肥料はやや薄めにして与えましょう。
シザンサスの種まき時期は、10月頃が適期です。発芽気温が15度から20度といわれていますので、残暑が過ぎてから種まきをしましょう。
なお、シザンサスは嫌光性のある植物ですので、種には土をかぶせてください。嫌光性植物とは暗さを感じて発芽をする植物のことをいいます。
その後、鉢から根が出てくるような場合は、ひとまわり大きめの鉢に植え替えてあげましょう。
シザンサスは摘心が必要です。摘心とはシザンサスの茎先にハサミを入れ、脇芽が生長するのを促する作業のこと。
摘心はしなくても枯れることや病気になることはなく、行わなくても問題はありません。しかし、シザンサスは80センチほどになる植物ですので、ヒョロヒョロとした印象になります。
もしシザンサスの草丈を低い状態で花を咲かせたい場合は、茎をカットして摘芯をするとよいでしょう。
シザンサスの増やし方は種まきです。種は6月に採取が可能です。これを保管して10月にまきましょう。
シザンサスは、ハダニ、オンシツコナジラミの被害に遭うことがありますので、こまめにチェックをして虫を見つけ次第駆除しましょう。葉の裏も忘れずに見てください。あまりにも多く繁殖した場合は薬剤の使用をおすすめします。
またシザンサスは灰色かび病になることがあります。こちらはカビ由来の病気ですので、通気性をよくして湿気に気を付つけて育ててください。
シザンサスの花言葉は、「あなたと一緒に」、「よきパートナー」、「あなたと踊ろう」、「協調」、「いつまでも一緒に」です。
シザンサスは洋ランやパンジーに似た見た目の花でとても美しいです。カラーバリエーションが豊富ですので、何種類か植えるとカラフルなお庭になりますよ。
乾燥を好み多湿を嫌いますので、梅雨や秋の長雨には注意しながら育てましょう。
GreenSnap編集部