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ペペロミアは種類が多い植物で、室内で飾る観葉植物として人気があります。どのような種類があるのでしょうか。
このページではペペロミアの種類を紹介しています。これからペペロミアを育てたいけど、どの種類にするか悩んでいる方はぜひご参照ください。
ペペロミアの学名は「peperomia」で、そのまま読んで「ペペロミア」と呼ばれますが、別名で「シマアオイソウ」とも呼ばれます。コショウ科サダソウ属(ペペロミア属)の植物で、常緑性多年草です。
ペペロミアは種類が多い植物で、特定の植物を指すわけではありません。コショウ科サダソウ属に属する植物の総称です。そのため種類が複数あります。
ペペロミアの草丈は5〜20cmほどで種類によっても異なります。花期は4〜9月で、こちらも種類によって差があります。
ペペロミアの種類には1000種を超える品種がありますが、そのほとんどが3つのタイプに分類できます。タイプによって株姿がことなるので、参考にしてみてください。
短い茎を中心に葉っぱが四方に伸びていくタイプです。
「ペペロミア・ジェイド」「ペペロミア・フレイゼリ」「ペペロミア・カペラータ」「ペペロミア・アルギレイア」など品種があります。光沢ある葉の様々な姿が、存在感ある種類です。
太い茎がまっすぐに伸びていくタイプです。
「ペペロミア・コルメラ」「ペペロミア・セルペンス」「ペペロミア・ハッピービーン」「ペペロミア・コルメラ」「ペペロミア・グラベオレンス」などの品種があります。挿し木で増やしやすい種類です。
細い茎が、地面を這うように伸びていくタイプです。
代表的な種類は、「ペペロミア・ジェミニ」「ペペロミア・ロツンディフォーリア」「ペペロミア・アングラータ」「ペペロミア・グラベラ」「ペペロミア・イザベラ」など品種があります。ハンギングでも見栄えがする種類です。
ペペロミア・オブツシフォリアは、直立性のあるペペロミアですが、やや横にも広がって生長します。葉は肉厚でぷっくりしていて、表面には光沢があります。
ペペロミア・オブツシフォリアの葉は濃い緑色で、園芸店で見かけることが多いです。
ペペロミア・イザベラは葉に特徴があり、楕円形の形になっています。横に広がる性質があり、地を這うように生長していきます。枝が長くなると垂れ下がる性質があるため、ハンギングにするのがおすすめです。
ペペロミア・ジェイドの葉は肉厚で光沢があり美しいペペロミアです。半日陰でも育つので、室内のどんな場所でも育てやすいですよ。
ペペロミア・セルペンスも葉の形が特徴的です。葉はハート型をしていて、色は黄緑色の明るい印象のあるペペロミアです。生長しやすく横に伸び匍匐性もあるペペロミアです。
ペペロミア・アカペラータは美しい葉を持つペペロミアで、ビロードのような光沢があります。くしゅくしゅっとしたちりめん状のシワが葉に入る特徴があります。
ペペロミア・ハッピービーンはかわいらしい名前ですよね。サヤエンドウに似ているためこのような名前がつけられました。葉は細長く個性的な姿をしています。
ペペロミア・ハッピービーンは「幸運」を呼び寄せる植物と考えられているため、名前に「ハッピー」とつけられているそうですよ。
ペペロミア・フォレットは変わった見た目が特徴的で、葉に3本のラインが入っています。縞模様がとても個性的で、変わったペペロミアを楽しみたい方におすすめです。
ペペロミア・アングラータも3本線が入った縞模様がある葉を持つペペロミアです。プラスチックのような感触のある葉で、フェイクグリーンのように見えることもあります。
ペペロミア・ジェミニは他のペペロミアとは違う個性があり、丸いの葉が大きなカイワレのように見えます。葉は黄緑なので明るい印象がありますよ。数あるペペロミアのなかでも人気が高い品種です。
シックな葉色と、しわしわと波打つ葉が人気のペペロミア・ナポリナイツ。先端が細いのはペペロミアの中では珍しく、また花の色とのコントラストが楽しめる品種です。
ペペロミア・アルギレアはその葉姿から、別名スイカぺぺの名としても親しまれている品種です。群れて生える葉に、白い縦縞のスイカによく似た模様があります。とてもかわいらしく、人気が高いです。
甘い香りを放つ花を咲かせるペペロミア・デピーナという品種もあります。葉はあざやかなグリーンで、小ぶりな葉を垂れ下げるように伸ばしていきます。吊るしたり、高い位置に飾るのがおすすめの品種です。
ペペロミアを室内に飾るなら、風水が気になるのではないでしょうか。
ペペロミアの葉は尖っておらず丸い葉で、下向きに伸びる植物は風水学上では「陰」の性質があります。「陰」というと悪いイメージを抱くかもしれませんがそれは違います。
風水では「陰」の性質を持つ植物は気を調和したり、鎮めたりすることができます。
「陰」の性質を持つ植物は気が流れやすいトイレやリビングに飾るのがおすすめです。とくにトイレは悪い気が滞りやすい場所とされていますので、トイレに飾ってあげましょう。
耐陰性もありますが、数日に1回は日の光にあてるようにするとよいですよ。
ペペロミアは種類がたくさんあり、見た目や葉の大きさそれぞれ異なっているため様々な種類が楽しめる植物です。初心者はペペロミア・ジェイドなどの育てやすいといわれる品種から育てはじめるといいでしょう。お気に入りの種類を見つけたら風水を意識して飾ってみてくださいね。
GreenSnap編集部