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レンガの壁に一面アイビーがあると洋風でおしゃれですよね。そんなアイビーはたくさんの種類が楽しめる植物です。
このページではアイビーの種類を紹介しています。これからアイビーを育てたい方は種類選びの参考にしてみてくださいね。
アイビーは常緑性のつる植物で、室内観葉植物にも、屋外のガーデニングにも人気の植物です。学名はHedera(ヘデラ)でアイビーと呼ばずにヘデラと呼ぶ方もいます。和名としてキヅタとつけられていて、ツタ植物の総称です。
さまざまな地域に自生はしていますが、原産は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアとされています。
アイビーの最大の特徴はつる性であり、壁やフェンスなどを這うようにに伸びていきます。
また、アイビーは常緑性のある植物ですので、葉が落ちずにきれいな緑のまま姿を保ちます。耐寒性や耐暑性、乾燥にも強く、ほおっておいても元気に育つ強健さから、ガーデニングにも人気です。
アイビーは、葉にモミジのような切れ込みがはいるのが特徴です。品種によって切れ込みの入り方が異なりますが、丸みを帯びたアイビーや、するどくスタイリッシュなアイビーなどが楽しめます。
一般的にアイビーというと、このヘデラヘリックスを指します。お店でもアイビーとして扱われているものはだいたいヘリックスです。
横方向に伸びていき、家の壁や木の幹などにからみつき、緑化に使うことができますが、あっという間に覆いつくしてしまうため、侵入植物として扱われてしまうこともあります。
しっかりと管理しないと、隣の家まで伸びてしまうことがありますので、室内で剪定しながら管理することをおすすめします。
グランドカバーとして多く利用されるアイビーです。ヘデラカナリエンシスはオカメヅタとも呼ばれます。
ヘデラカナリエンシスもとても生命力が強く、どんな場所でもしっかりと生長するため壁面の緑化などに利用される植物です。
濃い緑の葉の中央に黄色の斑が入る特徴のあるアイビーで、カラフルに見えて美しいです。こちらも生命力が強く、よく伸びていきます。
管理をしておかないと伸び放題になるので、室内で目に見える範囲で育てるのがおすすめです。
ヘリックスグリミーは光沢のある葉が特徴的です。生長がとても早いためあっという間に壁を覆ってしまうので、管理をしないと周囲にどんどんとついてしまうため注意が必要です。
ハンギングに使われることもあります。
ヘリックスピッツバーグは園芸店やホームセンターでよく売られています。寒さにも暑さにも強く育てやすいため初心者に向いています。
ヘリックスコリブリは黄色や白の斑が入った品種です。色どり豊なアイビーなので、ちょっと変わり種が欲しい方には向いています。
また模様は葉によってさまざまで、どの葉を見ても同じ模様ではないので見ていて楽しいですよ。海外でとくに人気のあるアイビーです。
アフガニスタン、カシミール地方に自生するアイビーで、葉には切れ込みがあり、ギザギザしているのが特徴です。変わったアイビーが欲しい方はこちらがよいかもしれません。
ヘデラコルシカはイラン、アジアで自生するアイビーで、ヘリックス種に比べると葉が大きくて丸い特徴があります。生長すると葉が10センチから15センチになることもあります。
ヘデラロンベアはジャパニーズアイビーと呼ばれます。名前からわかるように日本原産のアイビーで、他にも韓国や台湾にも自生しています。
日本のアイビーですが国内ではあまり流通していません。しかし、日本の湿気のある暑さにも強い種類なんので海外では日本よりも人気です。
アイビーは葉のイメージが強いですが、花も咲きます。種類によっても花の色が異なりますので、ぜひ花の色や形でアイビーを選んでみませんか。
アイビーは耐暑性・耐寒性・乾燥に強く、さらに耐陰性も高いので、屋外室内、日向日陰問わず、どこにでも飾ることができます。とはいえ、完全な日陰で育てる場合は、数日に1回は日光浴をさせましょう。
たった1回の日光浴でも元気に育つアイビーはとても生命力が強く、初心者の方でも育てやすい植物です。飾る場所を選ばないのでおすすめです。
アイビーは風水効果があるとされています。風水学上、トイレなどの水回りは邪気がたまりやすいといわれているので、葉が尖った形をしているアイビーは邪気払いに向いています。
ただしトイレで育てる場合は光が少ないため、ときどき日光浴をさせるようにしてください。
金運を上げたい場合は、アイビーを北に飾ると効果的といわれています。恋愛運を上げたい場合は、アイビーを南か東南に飾るとよいでしょう。
壁にはわせる以外の楽しみ方以外にも楽しみ方がさまざまあるアイビーは、室内でもしっかりと育つのでインテリアグリーンとしていかがでしょうか。丈夫な植物なので育てることは難しくないため初心者の方にも向いていますよ。
アイビーを飾って風水の効果も楽しんでみてはいかがですか。
GreenSnap編集部