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長く住んでいると保存する物が増えてきて大型の棚が必要になります。
そうなってくると、手狭な部屋だと家具に囲まれて圧迫感を感じる場合がありますよね。
こだわりの家具は必要だけど、この雰囲気だけ和らげたい…!という時にはゴムの木がオススメです。
うねうねとした幹や大きく色鮮やかな葉が生命力を感じさせるゴムの木ですが、どうしてこの様な不思議な姿なのでしょう。
ゴムの木の原産は熱帯アジアで、イチジク、ガジュマル、ベンジャミン等のフィクス属は同じ仲間にあたります。
ゴムの木には幹がまっすぐなものと、蛇行しているものがあります。
前者は人の手を加えられずに成長したもので主に庭木として親しまれています。
後者は観葉植物として品種改良され、特徴的な姿に成長しました。
熱帯に生息している植物なので、太陽の光をたくさん浴びて大きく鮮やかな葉を持っています。
人の手を加えられる事無く成長したゴムの木は、主に庭木として親しまれます。
庭に植える事で活気を与える観葉植物としての側面もありますが、現地では樹液を「ゴム」の原料として使用しています。
ブラジル原産の「パラゴムの木」は天然ゴムに、北アフリカ原産の「アラビアゴムの木」は糊の原料になります。
インド原産の「インドゴムの木」は日本でも観葉植物として親しまれており、大きくまっすぐな幹と鮮やかで大ぶりな葉が見ていて清々しい種類です。
また、「デコラゴムの木」等屋内における鉢植えサイズのものでも真っ直ぐなものはありますので、大きな棚を少しずらして飾ってみるのも良いでしょう。
観葉植物として品種改良された種類のゴムの木は、その独特な風貌と多種多様な色合いを楽しむことが出来ます。
そういった特色に惚れ込んだ人にオススメな品種が「フランスゴムの木」です。
華奢で曲がった幹とが美しく、インテリアとして人気な種類なので品薄状態である事も多いです。
インドゴムの木等と比べると、屋内に置く事が出来ますので背の高い棚に負けない存在感を放つでしょう。
大型の棚にも合うゴムの木についてご紹介しました。
観葉植物はすっきりとした空間に置くイメージがありますが、物と共在する植物があるとお部屋の自由度も上がりますね。
トップ画像は、Photo by yuOkenXさん@GreenSnap
遠藤美香