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キンギョソウは花の形が龍に見える事もあり、外国ではスナップドラゴンの別名も持っています。
花からはほのかに甘い香りが漂い、見る人を魅了します。
キンギョソウにはタネから容易に育てられるので、今回は簡単なキンギョソウの育て方についてご紹介します。
キンギョソウは多年草ではありますが、高温多湿の環境に弱いので実質一年草としての扱いを受けます。
原産地は地中海の沿岸であるため、雨や多湿には弱いですが高温の環境には耐性があります。
また、極寒の土地では枯れてしまいますが、寒さにも対しても強い耐性があります。
キンギョソウを植える際には、堆肥と腐葉土を使って土壌を改良する必要があります。
用土は水はけの良いものなら特に種類にこだわる必要はありません。
植え替えの時は春か秋に予めポットで育苗しておいた苗を植えつけて下さい。
種を蒔いて増やす場合、購入したものを蒔くのが確実ですが、自分で採種したものを使用する事も出来ます。
この時に用いる土は種まき専用の用土で、7日程度で発芽します。
キンギョソウの栽培環境には日当たりの良い場所が最適です。
乾燥にも強いので、乾きやすい所で育てても大丈夫です。
ただし、多湿の場所や日陰ではほとんど花が咲くことはなく、全く育たないのでご注意ください。
キンギョソウへの水やりですが、種蒔きから苗が小苗の間は土が乾かないように注意してください。
その後は乾燥に強くなるので、花がしおれそうな時くらいに水を与えて下さい。
生長が早いので庭植えの場合では肥料は必要ありませんが、鉢植えの場合は春と秋に薄い液体肥料を少量与えて下さい。
暑さ、寒さにも強く日当たりの良い場所に置いてあげれば育ってくれるキンギョソウ。
さらにキンギョソウの愛らしさに彩りを添える為に、プランターにこだわってみるのも一つの手です。
キンギョソウは蒸れに弱いので、風通しのよいプランターだと好ましいです。
木製の樽型プランターなどは通気性も良く、キンギョソウの生育に適しています。
アルミ製の容器なども穴を開ければ鉢として使えるものがあり、オシャレな鉢として使う事ができます。
小型のプランターだと部屋に置く際にも置き場所に困らず便利です。
キンギョソウの育て方や飾り方についてご紹介しました。
ガーデニング雑貨などを活用すれば、さらにキンギョソウが可愛らしく見えます。
上記で紹介したものだけでなく、色々なおしゃれなプランターがあるので、これを機会にキンギョソウを植えてみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by JJさん@GreenSnap
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