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コチレドンは熊の手のような形をしたユニークな多肉植物で、熊童子という名称でも親しまれています。
ふくらんだ葉の愛らしさも見ていて癒されるものがあり、インテリアとしても立派な役割を果たしてくれます。
そんなコチレドンの育て方を紹介します。
コチレドンは、秋になると葉っぱについた突起が赤みを増す植物です。
株が幼い間はその葉が茂っているだけですが、生長することで茎が立ち上がり、枝が増えて樹木のようになった姿を見ることができます。
大きくなった株は、9月の下旬から11月の中旬に、葉っぱの間から細い茎が伸びて、釣り鐘のような形をした小さな花を4から6個ほど咲かせます。
ピンクやオレンジ、黄色などの花びらをしており、自分の育てたコチレドンの花の色を楽しみにしながら育ててみてください。
日当たりがよく、風通しのよい場所を好むコチレドンは、春と秋に活動して、夏と冬の間に休眠する、春秋型の多肉植物になっています。
コチレドンは多湿に弱くなっているので、鉢の中の水が乾きやすくなっている場所に置いて下さい。
梅雨や盛夏などの時期になれば高温多湿の日が増えてくるので、冷房に直接あたることがないよう気を付けてください。
コチレドンは1年を通して乾燥気味に育てるのがベストなため、土が乾いて葉がしわしわになったころに水をあげるようにしてください。
コチレドンの品種は非常に多く、1400ほどの品種があります。
熊童子錦は白やクリーム色の斑がはいった葉っぱが特徴的で、株によって違う斑の入り方をしているので、自分好みの模様を選ぶことができます。
コチレドンよりも小さめのサイズをしている子猫の爪は、葉先が3つに分かれており、ゆっくりとした生長を見守る事ができます。
デクッサラという品種は草丈が75センチほどまで生長し、細長く先のとがっている葉っぱをつけます。
葉っぱの先端に赤みをおびているのが特徴で、綺麗な黄色の花を咲かせてくれます。
品種が多く、水やりもほとんど必要のないコチレドン。
置く場所に気をつかえば、初心者でも簡単に育てる事ができるので、ぜひ自分の家にも置いてみてください。
※トップ画像はPhoto by ふゆさん@GreenSnap
ELLY