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こんにちは。ライターのariです。
「食虫植物」って、名前は聞いたことがあって、実際にじっくり眺めたことがない方も多いと思います。
その名前から想像すると、ゾッとするようなフォルムをしてるように思えますが、なかには美しいものや少々ユニークなものも。
そこで今回は、見て楽しめる「食虫植物」をご紹介します。
ウツボカズラは、とてもユニークな形をした食虫植物ですよね。瓢箪のような形をした赤紫色の袋の口を開き、虫を待ち構えます。
この袋のフタの内側には虫を誘惑する蜜腺があり、これで虫を引き寄せているそう。
蜜をなめた虫は酔ったようにふらついて、袋の中に落ちてしまうという仕組みなのです。
ハエトリソウは、食虫植物の中でもメジャーな存在。大きな口をパックリと開けて、虫を待ち構えているかのような姿はインパクト大です。
トゲトゲして二枚貝のようになっている部分が葉っぱ。ここに虫が触れると、秒速で葉が閉じるのだそうです。
スミレによく似た、可愛らしい花を咲かせるムシトリスミレ。
葉の表面に小さな毛が密生していて、そこから粘液を出し、その粘着力で虫を捕らえる食虫植物です。
こんな美しい植物が、まさか虫を捕らえるとは想像もできませんよね。
まるで、ウサギが踊っているかのように見える「ミミカキグサ」も、実は食虫植物のひとつ。
地中に捕虫嚢を付けていて、プランクトンなどを捕まえています。
サラセニアは葉が一本の筒状のようになっていて、その筒の中に虫を陥れ、出られないようにしてから消化してしまいます。
その筒状の葉っぱがユニークな食虫植物です。
葉の表面に粘液を出す毛が、なんと200本もあるモウセンゴケ。甘い香りを放って虫を引き寄せ、毛の粘液で虫を捕らえて栄養にしてしまいます。
マクロレンズで見てみると、毛の先端から粘液が出ているのが分かりますね。
いかがでしたか?
食虫植物の世界は、人間の私たちからは想像もできない、不思議なことも多く、奥深い領域。
まずは、見た目から楽しんでみるのもおすすめですよ。
内田アリ