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葉っぱの模様が種類によって異なる観葉植物の「ピレア」をご存知でしょうか?
同じ観葉植物でも種類が違うだけで葉っぱの模様が変わるなんて不思議ですよね。
今回はそんな観葉植物の「ピレア」についてご紹介します。
ピレアは、イラクサ科のミズ属に入る熱帯・亜熱帯地域に約400種類も分布する観葉植物です。
日本では10種類ほどが自生しており、美しい葉を持っていることから観葉植物でも注目されています。
名前の由来には、ラテン語でフェルトの帽子という意味のある「ピロス」という言葉からある種類のピレアの蕚(がく)の形に因んで名付けられたとされています。
花言葉には「救われる人々」、「少女の恥じらい」という意味を持っています。
白やピンクの色をした球体の形の花を咲かせます。
ピレアの種類の一部をご紹介します。
まず、ムーンバレーと呼ばれる歯の表面がちりめん状にギザギザとした形をしています。
葉の中央部分には濃い緑色や黒みがかった色や茶褐色に葉の周りは淡い鮮やかな黄緑色に染まります。
次にヌンムラリフォラリアと呼ばれるピレアの植物です。
西インド諸島〜ペルーに分布しています。茎は紐状で光沢のある葉です。
最後にご紹介するのは、カディエレイと呼ばれベトナムが原産地のピレイの種類の一つです。
鳩表面と裏の間に空気が入り銀白色の模様が入る変わった観葉植物です。
別名「アルミニウムプランツ」とも呼ばれています。
耐寒性のある風通しの良い明るい日陰で育てるのが良い環境です。
直射日光は避けて育てましょう。
当たりすぎると葉焼けを起こします。
しかし日照が不足すると弱くなってしまいますので注意しましょう。
光の方向に茎を伸ばす性質があるので鉢植えで育てている場合は向きを変えてあげてください。
地植えの場合は日差しの方向を確認しておきましょう。
葉の模様が独特の「ピレア」についてご紹介しました。
種類によって葉に入る模樣が異なるなんて面白いですね。
1つずつ育ててみたくなります。
松本光男