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ベンジャミン・スターライトは東南アジアを原産とする、クワ科フィカス属の観葉植物です。
和名では『シダレガジュマル』とも呼ばれるベンジャミンの班入り種として知られています。緑と白のコントラストが映える美しい葉をもつため、根強い人気を誇るベンジャミンです。
今回はベンジャミン・スターライトの育て方についてご紹介します。
ベンジャミン・スターライトは風通しと日当たりの良い環境を好みます。とくに葉の表面に白い斑点が目立つ班入り種は葉緑体が少ないため、十分な日照量を確保できる環境が必要です。
強烈な直射日光下では葉焼けを起こす可能性があることから、夏はレースカーテン越しの窓際で栽培することをおすすめします。冬場など気温が5℃以下になった場合は、屋内に取り込んで育てましょう。
ベンジャミン・スターライトへの水やりは、生育期と休眠期で変える必要があります。
生育期である春~秋には、表土が乾いたら鉢底から水がこぼれるくらいたっぷりと水やりしてください。休眠期の冬には、表土が乾燥してから2~3日後に表土を軽く湿らせる程度の水やりに留めましょう。
やや乾燥気味に育てることにより、耐寒性を高める効果が期待できます。
ベンジャミン・スターライトは通気性と水はけのよい土を好みます。「赤玉土小粒5:ピートモス3:パーライト2」の割合で混ぜた配合土を利用しましょう。市販の観葉植物用培養土を使用しても構いません。
ベンジャミン・スターライトには春~秋にかけて肥料をあたえると元気に育ちます。月に1〜2回を目安に、葉茎の生長を促す窒素成分が多く含まれた肥料を施しましょう。
ベンジャミン・スターライトは種または苗から育てる植物です。園芸初心者の方は苗から育てることを推奨します。
ベンジャミン・スターライトの剪定は、枝葉を切り落としてもすぐに生えてくる生育初期の4~5月に行いましょう。
切り落とした枝から溢れる樹液にふれると肌がかぶれる恐れがあります。剪定作業時にはゴム手袋を着用しておくと安心です。
ベンジャミン・スターライトは4~5月にかけて、挿し木によって増やせます。
ベンジャミン・スターライトは生育期に伸びた枝葉が密集しすぎることにより、カイガラムシやアブラムシの発生を誘発してしまいます。発見次第ブラシで擦り落とすか、薬剤で駆除してください。
害虫を発生させないためにも、剪定を怠らないように心がけましょう。
ベンジャミン・スターライトを始めとするベンジャミンの花言葉は、『永遠の愛』『家族の絆』『夫婦愛』です。
インドを中心とした東南アジア地域では”聖木”として崇められている存在でもあります。
ベンジャミン・スターライトは観葉植物のなかでも比較的簡単に栽培できます。祝い事にぴったりな花言葉を持ち合わせているため、大切な人への贈り物に検討してみるのもありですね。
GreenSnap編集部