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クレマチスは種類によって見た目がさまざまですが、今回は個性的な見た目のクレマチス・ロウグチについて紹介します。
ロウグチの特徴や育て方の基本をまとめたので、これからお迎えしたい方もぜひご参照ください。
クレマチス・ロウグチは、ベル状の花を咲かせるクレマチスのなかでは個性的な種類です。花は小さく可憐な印象で、うつむき加減の花を咲かせます。花弁の先端はくるんとカールをしていて愛らしいのも特徴です。
花の色は濃い紫で光沢があるため、存在感があります。誘引することもできる種類で、フェンスやアーチにもおすすめです。
花期は5月から10月で、最盛期には非常に多くの花をつけます。
クレマチス・ロウグチは2月から4月に植え付けをおすすめします。気温が上がる前に植え付けを済ませてください。
クレマチス・ロウグチは日当たりを好みます。光に当たると花付きがよくなるので明るい場所での栽培をおすすめしますが、夏の直射日光は嫌うためご注意ください。
長時間日向にならず、風通しのよい場所に植えることをおすすめします。
クレマチス・ロウグチは水はけのよい土を好みます。クレマチス専用の土や市販の草花用培養土でも問題ありません。
地植えをする場合は、元肥をほどこしてください。開花前はエネルギーが必要なので液肥を与えます。3月以降には緩効性肥料を与えてください。
クレマチス・ロウグチは乾燥を嫌います。水切れしないように注意をしてください。鉢植えでは土の表面が乾いてから水やりをします。夏は1日2回与えてもよいでしょう。
地植えの場合はとくに水やりの必要はありません。
鉢植えでクレマチス・ロウグチを育てている場合は、鉢が窮屈になったら植え替えをしてください。2年に1度のタイミングでひとまわり大きな鉢に変えましょう。
クレマチス・ロウグチは剪定が必要です。春にまず剪定をしてください。膨らんだ芽を必ず残してハサミを入れます。花後にも剪定が必要です。
株の大きさが半分になるくらい思い切ってハサミを入れましょう。剪定するとまた花が咲くようになります。
クレマチス・ロウグチは挿し木で増やすことができます。剪定などででた枝を7cmから10cmほどにカットをしてください。このとき切り口を斜めにしておくとよいでしょう。発根促進剤を切り口に塗布して清潔な土に挿します。
乾燥しないように水やりをしながら明るい日陰で管理をすると、根がでてきます。
クレマチス・ロウグチは高温を嫌うため真夏はマルチングをしましょう。土の温度上昇を抑えることができます。
冬は地面から2節くらいの高さで剪定をして冬越しさせてください。
クレマチス・ロウグチはあまり病気や害虫の心配はありませんが、多湿状態で育てるとうどんこ病になる可能性があります。剪定をして通気性をよくしてください。
アブラムシが付着することがまれにあるので、剪定や誘引の際に虫がついていないか見ておきましょう。
愛らしいベル状の花を長く楽しみたい方はお庭にお迎えしませんか。
GreenSnap編集部