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バラは花の女王とも言われ、古くから世界中のガーデナーを惹きつけてきたお花ですね。
バラの栽培には大きな庭が必要なイメージですが、実は鉢植えでも育てることできるんです!ベランダや小さなお庭、玄関など少しのスペースがあれば充分楽しむことができますよ♪
今回は、バラを鉢植えで育てる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
バラは地植えで育てるイメージですが、他の植物と同じように鉢植えで育てることもできます。地植えと鉢植えのバラは育て方が違うので、バラを鉢植えで育てる際には正しい方法を知ることから始めましょう♪
土の表面が乾いて白っぽくなってきたら水やりをします。1度の水やりは、鉢底から水が流れ出るくらいまでしっかりしましょう。
夏の時期は、気温が高くなる前の午前中に水やりをするのがポイントです。気温が高い時間帯に水やりすると、株を弱らせてしまうので注意しましょう!この時期の水やりの目安は1日1回ですが、土が乾いていれば夕方頃に水をあげましょう。
バラの休眠期である冬は、水やりは控えめにしましょう。
鉢植えのバラは、定期的に追肥を施しましょう。地植えのように元肥と寒肥は必要ありません。鉢植えのバラには主に2つの肥料の与え方があります。
1つ目の方法は、3月、6月、9月に土の表面に粒状肥料を撒く方法です。
2つ目の方法は、4月〜9月の間に約1週間に1回、水で希釈した液体肥料を与える方法です。この方法で肥料を与える場合は、水やりは不要です。
バラは鉢植えでも地植えでも同じ害虫や病気にかかります。害虫はアブラムシやコガネムシ、病気はうどんこ病や黒点病などにかかりやすいです。アブラムシは3月下旬頃に新芽に発生することが多いので、スミチオンなどを株全体に散布しておきましょう。
コガネムシの成虫は初夏~秋の時期に発生し、葉などを食べてしまいます。そして、幼虫は夏~翌年の春にバラの根を食べてしまいます。成虫を駆除する場合は、土にベニカ水溶剤を撒いておきましょう。
うどんこ病は白いカビが生える病気で、症状がある葉や蕾を見つけたら摘み取りましょう。黒点病は葉の表面に黒点ができる病気で、主に雨の時期に多く発生します。
きれいなバラを咲かせるためには、定期的に剪定が必要です。一季咲きのバラは冬の時期、四季咲きのバラは夏と冬に剪定します。剪定の方法はバラの品種によって異なるので、品種にあった方法で行いましょう。
可憐で美しいバラの花を見ていると、幸せな気分になれますね。鉢植えのバラであれば、ベランダなど限られたスペースでも育てられますよ♪
機会があれば、ぜひ鉢植えのバラを育ててみてくださいね!
GreenSnap編集部