愛おしい レンゲさん やっと やっとお逢い出来ました もう どうしてもこの季節レンゲさんに逢いたくて逢いたくてウズウズと 春も早くからキョロキョロし続けてやっと出逢える事ができたよレンゲさん 田んぼの緑肥のイメージが強かったけれど田んぼでは出逢えず 穏やかでぽかぽかな野原にいらっしゃいました 美しくて 美味しそう マメ科さんだから體の中の要らない濁ったお水を出すサポートしてくれるよ 乾燥させて薬用に 葉っぱ お花 共に頂けるみたいだから少し時間が出来たら食卓にお迎えしたいよ

発陳の春だよ 陳は新陳代謝の陳で古いの意 閉蔵の冬に閉じ込めて温存して来たエネルギーが春の身軽な風によって出て来てくれる 身軽な風は陽のエネルギーだから體の陽位から冬の間の滞りが出やすくなりやすいらしい くしゃみ 鼻水 目の痒み 頭痛 めまい 體の中を動かして行く巡りのエネルギーを補うお手伝いをしてくれるハコベさん ミツバさんクレソンさん フキノトウさんは氣の巡りをサポートしてくれる香り野草さん アブラナ科のムラサキハナナさんは発散のお手伝いをしてくれるかな どうしてもミツバさんたっぷりのお味噌汁が食べたくて クセのないカンゾウさんもハコベさんもたっぷりフキノトウさんにも香りを添えて貰うのお味噌汁に 少し暖かくなったので米粉パンをお迎えして元氣を補ってくれる海老サンドにはクレソンをたっぷりと 生の野草さんはこの時期まだまだ冷えを感じるエネルギー不足の氣虚タイプのカラダには負担が大きすぎるので湯通ししてお醤油垂らして米粉パンに挟んでいただく お迎えしたばかりの野草さんの香りが良いからお醤油との相性が最高で 小麦粉さんも體冷却食材さんなので米粉パンさんが嬉しいね クレソンとハコベとミツバとムラサキハナナのお花のサラダは写真だけ 冷えないようお湯に浸かっていただきました 春の野ってなんて魅力的なんだろうね

食材さん〜食薬さん〜野草さん〜♪

春の野がご馳走パラダイスになっていらっしゃるよー！ 胃袋が追いつかないなんて嬉しい悲鳴過ぎるぜ

春の野が楽し過ぎるんだが 氣づけば5時間もウロウロしてた 野蒜さん氣持ち良さそうに伸びていらっしゃる

うひゃー 親指3本分くらいは余裕でありそうな大きな野蒜さん そこそこサイズのほうが食材さんとしてお手軽でいてくださるのはわかるけれど どうしても大きな野蒜さんに出逢えるとついつい手が伸びてしまいまして まだまだ體の中が冬の陰を引きずっているよと花粉症という名の冷え症状が出ているので温めてくれるネギ ニンニク ニラ系の野草さんも加熱して陽のエネルギーをプラスして積極的に食卓にお迎えしていくよ お砂糖 甘いもの 脂っこいもの 乳製品は花粉症とされている症状を加速させがちだからごはんとお味噌汁メインで 野蒜さんの葉の部分もネギみたいに汁物にお迎えすると彩りも綺麗 野蒜さんが美味しい季節だよ

キク科のたんぽぽさんは解毒と排水と健胃が得意なお久すりとして體のメンテナンスをしてくれるよ 目がなんだかどんよりして見える時は肝がお疲れ状態だよー！と表に出してくれているサイン 雨の日や梅雨や曇りや湿度が高い日になんだか體がダル重くて食欲が湧いてこない氣がするのは甘いものや脂もの乳製品の摂りすぎやお腹パンパンで消化が追いつかないくらいの食べ過ぎによって體の中に要らないお水がどんよりしているサイン 苦い苦いたんぽぽさんだけれどこんなサインが出ちゃった時や出そうな時にチカラを発揮してくださるみたいだよ 雪の降らない地域では一年中野原で待機してくれるのも嬉しい 暮らしに寄り添ってくださるたんぽぽさん お迎えしやすい時期に根も葉もよく洗って乾燥させて常備しておくと安心

寒波寒波で引きこもっているうちにいつのまにか春の野が野草取り放題のバイキング開催中になってるー！ 冬の間のお籠もりで溜まっていた毒素を出すよう促してくれる苦味の野草さんを少しずつ摂っていくよ ノゲシさんのような苦味野草さんは冷却効果もあるからほどほどな量を加熱して ハコベさんはたっぷり カラスノエンドウさんはマメ系なので體の要らないお水を出してくれるよう期待していただいて行くよ

平地に雪が降るくらい寒くて凍れようともその寒さがお財布にまで冷たい風を吹き込もうとも地球さんは休むことなくコツコツと食べられる野草さんたちを育ててくれている 冬枯れた河川敷でワシャワシャ緑を伸ばすカラシナさん お漬物にして混ぜご飯にしたりおにぎりに巻いたり 写真のノゲシさんは少し前のぬくぬくしていた頃の伸び伸びの様子であるが ノゲシさんも何とか寒さに耐えていらっしゃる 苦菜とも呼ばれていて『本草綱目』には“久しく服用すれば心を安じ 氣を益し聡察にし 臥す事少なくし 身を軽くし 老に耐える”とも書かれているくらい體の味方になってくれる野草さん 春が近くなって何となくスッキリしない時とか ちょっとお願いして 発散をセーブして来た冬の間に溜め込んだものの解毒のお手伝いをしてもらいたいキク科の野草さん 煮浸しや炒め物で苦味を少しマイルドにして活躍してもらいたい ハコベさんも雪にヘロヘロになりながらも諦めずに上を向こうとしてくださっている お味噌汁でも天ぷらでも生でもお茶にしても活躍してくれるハコベさん ハコベさんは“胃腸の薬”とざっくり覚えておくと胃が痛いときや そもそも胃が弱い 下痢気味 の氣虚さん（エネルギー不足） に冬から初夏くらいまで長く寄り添ってくれる 味もクセがなくて食卓に案内しやすいのも嬉しい 野にウキウキのある暮らし

立春から七日くらいの2月11日なので城南宮さんに七草粥を頂きに 『唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に七草なづな てってってろろろろろー』 七草粥を頂いている間ひたすらスピーカーから流れ続ける"おまじない" 陰陽五行説の教科書のように愛読している吉野裕子先生の『カミナリさまは、なぜヘソを狙うのか？』によると 五行説で唐土も酉も 金氣 抑制関係の相剋で 金剋木 金氣（金属）が木氣（七草）を抑制しないように 金氣をコンコン叩き唱える呪文であるらしい 金氣よりも母なる水の寒氣から抑制を受けてそうな寒波寒波寒波 野はすっかり凍れてハコベさんもなんだかしょんぼりしていらっしゃる とはいえ春はじんわりやってきていて肝氣を絶賛惑わせ中で どうにもスッキリしない消化器さんを七草粥さんは優しく労わってくれる 数日前の不調を忘れさせてくれるくらい消化器スッキリ 寒波が去って野に再び野草さんが伸び伸びし始めてくださったら また季節の野の七草をお粥さんにお迎えしてみようっと

風が氣まぐれに駆け抜ける春に乱れがちな肝機能 陽の氣に吹き上げられて老廃物は上半身に出口を求めて登場する のぼせ めまい イライラ 吹出物 肌トラブルなどなど そんな時に味方になってくれるのが菜の花さん肝の解毒機能を高めてくれる ヒンケツさんは肝の血を補ってくれるイカや貝と組み合わせて頂くのもおすすめ ホタルイカさんと和えてみようっと 立春を過ぎたからじんわり春養生を始めて行くよ

寒に入ったので體中にひたすら防寒をして愛おしいお水さんに逢いに行く 野草さんでも覗きながらと思ったら寒波寒波ですっかり萎れていらっしゃる ユキノシタさんは逞しく岩に張り付いて越冬中 天ぷらにおすすめなユキノシタさんは耳のトラブル対処が得意らしい 中耳炎や外耳炎に生葉をちょっと炙ってしんなりさせてからくるくる揉んで貼り付けたり耳の中に詰めておくと痛みを取ってくれるんだとか 蒸して乾燥させてお茶にすればむくみや利尿に働いてくれるらしい 二十四節氣の小寒（1月5日ころ）から立春（2月4日ころ）の前日（節分）までが【寒】の期間で この時期の水は腐りにくいので保存も効くし まろやかで美味しいし 神秘的なチカラまでも秘めているんだとか 故に酒や醤油やお味噌などなど発酵食品の仕込みにモッテコイであるらしい この時期はもっぱら鞄の中に空のペットボトルを抱えていそいそお出掛け それにしても寒いので冷えの入りやすい下半身にはレッグウォーマーを仕込んで更に冷えのツボ三陰交に貼るお灸を据えて背中に真綿を背負いお腹にホッカイロ型のお灸を入れて 古くなった靴下をカットして手首を温め 風邪の入り口である首の後ろをマフラーで封じる お腹の中から温めてくれる後発酵茶であるプーアル茶を熱々で水筒に注いで寒の水に逢いに出かける 今日からは冬の土用らしい 春目前の深い冬の寒に未の日の“ひ”のつく食べ物と赤で立ち向かう 真っ赤に輝くフユイチゴさんの捜索に出かけるよ

乾燥の冬の強い味方フユイチゴさん 酸甘化陰で酸味と甘味を併せ持つフユイチゴさんは冬に乾燥しやすいカラダに潤いを与えてくれる 喉にも潤いを届けてくれるからカゼ対策としても大活躍してくれるはず 潤い配達の得意な銀杏さんや松の実さんにも味方になって貰って乾燥対策を 體を温めてくれるホクホクイエロー食材の栗さんには寒さに狙われる腎に味方して貰って冷え頻尿 耳鳴り 足腰のトラブル予防をお願いして老化防止まで依頼する 牡蠣やなまこも腎の味方になってくれるし鮭も元氣を補ってくれるからとにかくこの時期は積極的にお世話になりたい 冷えが入り込みやすい下半身には貼るお灸を三陰交のツボ目掛けてペタペタ貼りながら そろそろお水が美味しい季節なのでお水に逢いに出かけるよ

カラスノエンドウ 枯草の野に一番乗りしたのは カラスノエンドウ ヤハズエンドウが正式名？ 子供の頃からカラスノエンドウと呼んでいました。 この若芽の天ぷらがとても美味しいと教えて頂きました。 もう少し暖かくなればアブラムシがびっしりつくから今が食べ時。アブラムシもなかなかのグルメなのかも。 お正月早々、風邪をひき 外に出ることもままならず 少し投稿をお休み致します。

雪もちらほら舞う極寒強風の曇天の人日 春の七草『せり』『なずな』『ごぎょう』『はこべら』『ほとけのぎ』『すずな』『すずしろ』 の捜索に出かけようにも外に出た途端に風邪に入り込まれそうなお天氣 ひたすら強風マークを並べていらっしゃる天氣予報の合間に運良く氣まぐれな風が休憩してくれたようなのでこれはこれはもしかしてと袋を持って野草さんの元へと向かうべく歩き出す 歩き出してふと本日は一粒万倍日である事を思い出してせっかく風も止んだ事だし一粒の籾をも万倍にしてくれるお土さんに野草を頂く御礼をしながら歩こうと思いつき護美袋片手に歩き回る 本日出逢えた野草さんはちょうど七種でヨモギ ハコベ なずな カラスノエンドウ 枸杞 ノゲシ タンポポ 羹の代わりにお蕎麦でいただきました お粥さんは陰陽五行に併せて旧暦で改めていただきます 前日に寒さですっかり元氣を損ねて氣虚となっている體を労るべくいただいたお粥さんはスープジャーに調理を託していたので少し固めの出来上がり 元氣と血を補ってくれる落花生を皮ごと入れてピンク色に 小豆と蕎麦の実と玄米も少しずつ 今週の強い冷えは元氣の減りがちなまだまだ陰の強い季節にはなかなかハード 氣虚さん虚弱さんは消化に費やせるエネルギーも弱りがちだから今週いっぱいお粥生活でもお腹の負担を減らしてあげられる 寒い時の飲み物は體を温めるのが得意なプーアル茶 杜仲茶 紅茶 ほうじ茶あたりにお世話になりたい 逆に體を冷やすのが得意な緑茶や體を緩めるお砂糖さんなどは特攻隊長の強風が皮膚に突撃して寒邪を送り込んでくれちゃうのでおやすみ願おう 生のフルーツやスイーツや小麦粉さんやお豆腐さんにも大型の冬休みをプレゼントしておきたい 冬のおやつは元氣を補ってくれるホクホクイエロー食材から焼き芋 干し芋 焼き栗 玄米煎餅 棗を優先したい 手首 足首 首をひたすら冷氣から遠ざける 意外と風に対して無防備になりがちな手首には古くなった靴下をザクザク切って即席リストバンドを作ってみると思いのほかぽかぽかを提供してくれる 時間があれば岩盤浴で體の中の陰の部分下半身とお腹をじっくり温める 大根の干葉やヨモギの入浴剤も温め上手なので積極的に味方につけて行きたい

なんだかひんやりしてシャキッとしていて美味しそうだと思っていたら山茶花さん乾燥させてお茶で頂けちゃうらしい 花が終わる前にチャレンジしてみたい

葉を使い切ったので再調達にお出掛けしたところお髭をたっぷりと蓄えたご立派なハマダイコンさん これくらいご立派ならば【咳止め】としてすりおろしてお汁を頂くことも出来そう 葉っぱはしなしなになるまで乾燥させてちょこちょこ食卓へ 七草粥の頃なのでスリムなハマダイコンさんは丸ごとお粥さんにお迎えしたい

ハマボウフウさん葉はお蕎麦のお供に根はお屠蘇に年末年始大活躍中

ハコベさん

ノゲシさん

ツワブキさん 春の新芽は混ぜご飯にして冬のお花は菊花の如く彩りと氣の巡りの改善を期待して食卓へとお迎えする 菊花と枸杞の実のコンビは疲れがちな現代人の瞳の強い味方になってくれる 體を温めてくれる五臓の味方カブさんと合わせたり冬の寒さにお手上げになりやすい腎を労ってくれる黒胡麻をたっぷりと使っていらっしゃる黒胡麻豆腐と合わせたり 季節の氣に対応する食材さんと手を組んで貰う 大きな花びらのツワブキならではの香りと食感がヤミツキに 蕾は天ぷらさんと相性が良いらしい 葉っぱや茎は體の外側からも活躍してくれる暮らしの強い味方なんだとか

アロエさん 體の熱を冷ましてくれる夏におすすめの苦味が活躍してくれるスーパークール食材さん 胃を元氣にしてくれるだけに留まらず心や肝にも働きかけてくれるからイライラや目の充血などにも対応してくれる鎮静も得意らしい 夏は常備しておいて毎日少しずつお迎えすると體を暑さや湿氣から楽にしてくれるはず

ギザギザ葉っぱのノゲシさん 漢名では“苦菜” 如何にも苦そうなお名前であるが苦味を持っていらっしゃるということは【健胃】の働きを得意としている証拠であろう 全草を乾燥させたら【健胃】に加えて【不眠】【血尿】【視力向上】にも働きかけてくれるらしい 暖かい地域ではほぼ通年出逢えるのでキク科さんの得意とする瞳系 アキノノゲシさんも得意とする不眠系いいとこ取りさせて頂こう 『本草綱目』によると “久しく服すれば心を安じ 氣を益し 聡察にし 臥すこと少なくし 身を軽くし 老いに耐える”と老化をも氣にかけてくれるらしい 出逢える機会があればノゲシさんをお迎えしてみよう

アオミズ(青水) イラクサ科　ミズ属 北海道〜九州に分布 山や林縁の湿った場所に生える 花期　7〜10月 1️⃣2️⃣茎は直立し、高さ３０〜５０cm 葉は対生で長さ3〜10cm 1〜３cmの柄を出し葉腋から左右対称に雌花と雄花の混在した集散花序を出す 3️⃣果実　大きさ1.５mm 花はもう終わっていました 4️⃣葉　卵形で3本の葉脈、縁に鋸歯があり、先端が尾状に尖る 触った感じ薄く柔らかいです 5️⃣茎　みずみずしく、希少な山菜として、イタリア料理や和食で食される 名前の由来が茎がみずみずしく、全体が緑色である事 葉に短毛が見えます 🌿林縁のツルソバの群生の中に一株、初見の野草 花は見逃しましたが、来年も残っていればお花を観察したいです