昔から遊園地に行くと、必ず鏡張りの迷路に入った ミラーハウスと呼ばれるそれは正面が一面ガラス張りで、中からも外からも様子が丸見えだ そういうタイプの迷路なので、外で待っている両親の姿も中から見えていて、子供ひとりでも入れる安心設計だった それでも少し怖いのだが日常を超越したパラレルワールドの魅力には勝てない 薄いグリーンがかったガラスと鏡のダンジョンの世界に入り込むと私は必ず不安になった 焦るせいか、単純な作りの迷路なのに迷った 怖くなった私は外で待っている両親に口パクで「コワイ」と合図するが二人とも無表情だ こちらを向いて目まで合っているのに、私の不安げな表情は届かない 諦めて気持ちを押し殺し歩きだす やっとミラーハウスを脱出すると、いつまで遊んでんのと言われた 私が「怖くて呼んでるのに無視してた」と怒ると、「なに言ってんの笑いながら行ったり来たりしてたくせに」と母は言った 言っておくが私は笑いながら走ってなんかいない 最初から最後まで不安気に歩いていたはずだ 「お昼にいくよ」と歩き出す両親のあとを着いていく 両親が見ていた私は一体誰だったんだろう‥ 背後でミラーハウスが大きく歪んで笑ったような気がした 〜鏡の中にいるアルブカ〜 ダークハロウィン🏷️に参加します 殆どノンフィクション

デザートは“自家製わたのケーキ・マンドレイク添え”でございます わたとマンドレイクを交互にお召し上がりくださいませ わたもマンドレイクも当店が無農薬で種から育てあげた新鮮なものでございます マンドレイクが悲鳴をあげるかと思われますので、こちらの耳栓をどうぞご利用ください きっと、ご満足いただけるものと存じます ごゆっくりお召し上がりくださいませ 〜綿、収穫しました〜 ダークハロウィン🏷️に参加します

オオカミワンコは主人様の工場夜景見学ツアーの予約をとるのを忘れていました 大きな鹿の足の骨をもらったのが嬉しくて、ここ最近ずっとカリカリナメナメに夢中になり、頭の中がすっかり空っぽになっていたのです 主人様は、工場夜景の大ファンでした 毎月欠かさず参加していた魔女子会を断ってまで楽しみにしていたツアーでした どっかのデーモンとデートでもするんでしょ！と魔女子会のメンバーから嫌味を言われた主人様でした 夜景工場が遠くで黒い煙を吐き出しています ツアーに参加するため、ここまで来たのに‥ 主人様の視線が、どうおとしまえつけてくれんの‥と言っているかのようにオオカミワンコの頭上に落ちていきます オオカミワンコの額からあぶら汗がダラダラと流れてゆきました 〜工場夜景見学ツアーの予約を忘れたオオカミワンコ〜 ダークハロウィン🏷️に参加します

あの嫌な鳴き声がする季節がやってきた ハロウィンの頃、夕方になると聞こえる奇妙な鳴き声 前に家長が犬だと言った鳴き声 悲しげに叫ぶ鳴き声 わたしは犬なんかじゃないと確信している そして去年よりも鳴き声は近い 一昨年の夕顔が咲いている時期に私は鳥の鳴き声だと書いている 夏が過ぎてしまったことを嘆くような悲しげな声だと‥ はたしてそうだろうかと思う 最近では夜中に聞こえることもある 布団に入って眠りにつく頃、遠くで雄叫びのようにふり絞るように鳴いているのが聞こえる まるで地獄の門がひらかれることを告げているかのような不気味な鳴き声 シンと寝静まった時刻に響くその声は、いつにも増して薄気味悪く、私を悪夢へと誘い込む 薄れていく意識の中、朧げに感じている恐怖 闇の中で待ち構えているものの姿はなんだろう‥ ハロウィンの頃には、そういう事があっても別段不思議なことではない 〜鳴き声〜 ダークハロウィンに参加します

心の中に闇がある 布団から出たくない朝　頭が痛いと仮病を使う アイロンをかけていて家長のシャツを破るが、そのままそっと仕まう 心の中に闇がある 床に落ちた切ったトマトをサラダに使う(一応洗う) 掃除機が面倒いとき、目につくゴミだけ拾って、かけたと言い張る 闇がある 見かけは天使のこの子だって エンジェル祭りに参加したりもするけれど‥ 中身まっくろだから 〜ガステリアまた咲きました〜 ダークハロウィン🏷️に参加します

生きていたシクラメン 見殺しにしたはずのシクラメンが生きているのに気づいた時、戦慄が走った めったに通らない西の通路に鉢ごと置き去りにしたのは、夏がくる前のこと 助けて！という視線を振り切るかのように私は小走りでその場をたち去った 雨水だけで生き延びたシクラメン 西日も浴びていなかったか？ 私は魅せられるように、その艶やかな葉のシクラメンを招き入れた 実に後ろめたい シクラメンに見つめられている 雨も降らないのに雷が鳴りだした いつまでも鳴っている 雨は降らない シクラメンは私を見つめている 〜生きていたシクラメン〜 ダークハロウィン🏷️に参加します

白屋根のセロシア城を飛び出した魔物やパンプキンたちは、松明(たいまつ)を持ったマミーと共に勇み足で街に繰り出しました おかしちょうだい!! と叫びながら進みます かわいい魔女のジニアは、飴やチョコをたくさん貰いましたが、黒いトウガラシンは怖がられて何も貰えませんでした トウガラシンは黒くてカラい涙を流して悔しがりました なにより悔しかったのは、こうして自分の姿が半分しか写っていないことでした 〜ハロウィン寄植え〜 セロシア、コルジリネ、アルテルナンテラ、パンプキン、ジニア、アキランサス、鑑賞用トウガラシ ダークハロウィン🏷️に参加します

ささやく 花たち オオカミみたよ わたしもみたよ のぞいてたね うん　目が光ってた おうちに入りたいね うん　ママはあたしたちが食いちぎられたら悲しむかな うん　泣くと思う 泣きはらしたママの目ってオオカミみたいだよね 知ってる　前にみたことある あのときからオオカミが来て、のぞくようになった こわいね うん　こわいね 〜赤ずきんちゃん気をつけて〜 ロバツスももうお終い ダークハロウィン🏷️にムリクリ参加します

夢を語るのが好きだという人がいた 私は当初、【将来実現させたいと思っている事柄】の方の夢かと思っていたが、そうではなかった 眠っている間にみる夢のことだった その人が語った夢の話をしよう ある晩、目が覚めると見知らぬ町に立っていたそうだ 川を隔てた遠くに町灯りが見え、そこに行くために暗い川沿いの道を歩いていたら、いつのまにか林に出ていた 立て札があって、上林と書いてある ここの地名かと思いスマホで検索してみるが、何処の上林だかわからない 林の中の坂を登りきると辺りは明るくなっていて今度は、下川と書いてある立て札が現れた 漠然と(この下り坂を降りると川があるのだな)と思ったという その頃には、もう(これは夢なのだ)と気づいて、覚めるまで楽しんでやろうという気になっていたそうだ 坂を下りきると、案の定、川がある 先程の川とは違う川だろうか‥ 用水路のような狭い川だ やはり、ここにも草の陰に隠れて薄汚れた立て札があった 「花ノ木」と読めた 茂みの奥に目を凝らすとぼんやりと赤っぽい花のようなものが見えてきた なんの花だろう‥ 目を細めて確かめようとしたところ、夢から覚めてしまった なぜか自分の家の庭にパジャマ姿のまま立っており、目の前に薄白い木槿が一輪咲いていたのだという 不思議だろ？と彼は言い、不可解な顔をしている私の返事も待たず言葉を続けた たぶんね　この夢はこの土地の過去視だったんじゃないかと思うんだよね 僕の家は山の斜面を切り拓いた新興住宅地で、昔は林ばかりだったらしいんだ この土地の残留思念が僕に、こんな夢を見せた 夢から覚めて僕が立っていた場所は、薄ピンクの木槿の花の前だったけど、昔 そこには赤い花が咲く木があったはずなんだ 意気揚々と夢の話を分析する彼を胡散臭い奴だと思いながらも、また面白い夢をみたら話を聞かせてほしいとお願いしといた しかし　夢の話も然りだが、夜中に外を彷徨く夢遊病者、しかも眠りから覚める夢で始まる夢をみて混乱しない彼の方が私には不思議に思えてならなかった 私たちが話している今も、もしかして夢なんじゃないですか‥？と問いたかった 〜木槿のある場所〜 ダークハロウィン🏷️ ハロウィン月間🏷️にムリクリ参加しますﾒﾝｺﾞｰ

いつもと同じ会社からの帰り道 同じ道のり いつもと違うのは時刻が子の刻、午前零時を過ぎていた 明日までに仕上げなければならない仕事で残業になった 職場から歩いて帰れる距離に住んでいる僕は、自然と居残り組の最後のひとりになる 通用口の警備員に終了の挨拶をして表に出ると真上に月がのぼっていた 晩秋だというのに風が生温かく感じられた 月明かりのせいか街がいつもと違って見える さっき職場で食べたコンビニ弁当の揚げ物が悪かったのか、なんだか気分がすぐれない 等間隔に外灯が並ぶ薄明るい路地を歩く あんな場所にポストなんかあっただろうか‥ 突き当たり正面にみえてきた赤いポストをぼんやり見つめながら歩き進む 近くなるほどポストが遠のいていくような錯覚に陥ったが、ポストの受け口に詰まっている物体だけは、おぼろげに見えてきた なんだろう‥ あれは‥ ぼんやりした白いもの 白い集合体が動いているようにもみえる 目を凝らす 手のひらが生汗で湿り、先を見つめる眼球が乾いてきた 瞬きをしたいと感じたが、できずにいた なにかの呻き声のようなものが聞こえ我に返る 咄嗟に、見てはいけない と僕の脳が判断したのか、そこからゆっくりと視線を横に逸らすことができた その場所をやり過ごして自宅に帰り着き、寝間着に着替えてホッとひと息ついた 明日も早い シャワーは翌朝にして、今夜はもう寝ようと思う 今日は疲れた‥ ポストの受け口で白くうごめいていたもの 僕の本能が避けたもの まるで大きな蛆が湧き出ていたかのような‥ 明日　また、あの場所を通る 朝の光の中で確かめればいい‥ あの赤いポストがまだ存在していたならの話だが‥ 〜赤いポスト〜 ダークハロウィンに参加します

怖い話をしよう 僕がここで見てきた話だ 最初は小さなメダカだった 僕の目の前の土が少し穿られた しばらくすると　そこに死んだメダカが入れられた まだ生きているかのような綺麗な身体のメダカだった 上から土が被せられた 次も小さなメダカだった でも　それは干からびてミイラになったメダカだった それから日を置いて度々、死んだメダカが運ばれるようになった たくさん穴が穿られ、たくさん土が被せられた 秋になりメダカは運ばれてこなくなった もう止んだかと思ったある日 また僕の目の前で土が掘られた 今度はスコップで、前より少し大きく‥ しばらくすると大きな死んだカマキリが運ばれてきた そして次は死んだトカゲ 僕はもう理解していた ここはお墓なのだと 今日　またスコップで土が掘られた 今までで一番大きな穴‥ 僕が何が怖いのかわかるだろうか 目の前の、この穴だ この穴がだんだん大きくなっていくことが怖いんだ 〜あるロボット兵の憂惧〜 ダークハロウィンに参加します

アリスは赤ちゃんポストの前に佇んでいました 仔豚ちゃんは腕の中でスヤスヤと眠っていました つい先程　アリスは隣のトトロにハロウィンパーティに誘われたのでした 仔豚ちゃんのお世話をしないといけないので諦めていたパーティでした この子さえいなければ‥ 赤ちゃんポストの赤い口が、ますます大きく開いたような気がしました 呑みこんであげるよ‥いらないもの‥ 耳元で囁かれたような気がしました 仔豚ちゃんは　まだ夢の中でアリスの子守唄を聴いていました 仔豚ちゃんが嫌いでないアリスは足が棒になるまで赤ちゃんポストの前に佇んでいました どこからかパーティの音楽が流れてきました 〜アリスとあけびの実〜 ダークハロウィンに参加します ＊あけび　初めて食べた❣️とろり〜ン甘かった〜💕

マミーブラウンという色の絵の具を ご存じですか？ 16世紀頃から製造された茶系の色素をもつ絵の具です 人や動物のミイラから作られたものだそうです マミーは英語でミイラという意味です 当時の画家の多くが、このマミーブラウンを使用していました その透明感のある豊かな茶系色は主にグレーズ技法を用いる際に重宝されたようです しかし、19世紀になって、ミイラが原料になっていることが知れ渡るとマミーブラウンは一気に使われなくなりました 現在もマミーブラウンという名前の絵の具はあるようですが顔料は決してミイラではありません ヨーロッパの16、7世紀頃の絵画をみる機会があれば　それはマミーブラウンを使用した絵なのかもしれませんから、それをふまえて鑑賞してみてくださいね 以上ダークな豆知識でした 〜トラデスカンチアとキューティマミー〜 ダークハロウィンに参加します

うちの二階の窓から夕日のみえる方角に その小さなお家はあった ディズニーの小さな家のように少し小高い場所に‥ 裏手には樹木が生い茂り、夕方になると家の周りをコウモリが飛び回った 裏庭は日当たりが悪いに違いない 昼間もしんとしているそのお家の白壁は 夕闇が近づくにつれ、ますます白く灰色に浮かび上がり私をぞっとさせる 時々　遠くのほうでキーンだかケーンだか不気味な鳴き声のようなものが聞こえるのだが、あのお家の方角から聞こえてくるような気がしている 思い込みというのはこわいもので、そう思っていると何もかもがそういう方向に思考回路ができあがってしまう 昼間もカーテンが開かれないのは、誰にも見せたくないものがあるから‥ 他と距離を置くように小高いところにぽつりんと建っている意味‥ 晴れている日でも、鬱々たる気配が拭えないこと‥ 想像が想像を呼びこみ、今　私の脳裏にあるのは この景色 そして　また　あの嫌な鳴き声‥ 私は、いつまでも陰気な思考から解放されないでいる ハロウィン月間 〜ハロウィンが近づく頃の家〜 ダークハロウィンに参加します

タ・ス・ケ・テ　‥ 月に照らされて　見つかった 翼竜の飛ぶハロウィンの夜に… 見つかったのは　私の方 怖いとお喋りが止まらなくなる私 「ねえねえ💦　お腹が空いているんでしょ❓　チョコレート食べる❓え❓食べない❓💦 じゃっ　じゃあ　オニギリはっ❓　🍙具は昆布なんだけど‥ あッ💦　シャケのがよかったよね❓　あッ　シャケお昼に食べちゃったんだ💦　しまった💧 あッ💦あッ💦　ジュース飲む❓　100パーオレンジ🍊　キライ❓💦　酸っぱいもんね💧　あ‥あたしもキライッ❗️ えーとね💦えーとね 花札🎴するッ⁉️ あれよあれ💦猪鹿蝶❗️月見で一杯❗️こいこい❗️っとかいうヤツ💦 え❓　知らない❓　知らないよねえ　ｴﾍﾍ(^◇^;) えっとお💧　チョコ食べ‥ あっ　食べない　ね❓(^◇^;) 何言ってんだろうね　あたし💦 あーッ　そうそう　YouTube見るッ❓💦サンドイッチマンのライブ❗️笑っちゃうよお❓😂 見ないね‥💧　えっとぉ💬　明日は晴れるかな❓‥‥‥ 云々…以下省略」 翼竜が聞き疲れて飛んでいくまで、喋り続けていました 翼竜は意外と律儀で聞き上手なんだと思いました もう何も出てこないといいけれど‥ ＊合成写真ではありません 〜本日ハロウィンだから🎃〜 ダークハロウィンに参加します👻

可愛いコ達とダークハロウィンに参加します❣️🤗 昔　グレムリンという映画がありました パパにプレゼントされた可愛いモグワイが三つの誓いを破った為に凶暴なグレムリンに変身してしまうというお話 ご存知の方　多いでしょ❓ 誓いのひとつは水に濡らさない事 ふたつ目は日光にあてない事 みっつ目は真夜中過ぎて餌を与えない事 ハロウィンの為に集まった、このコ達、雨が降れば水に濡れるし、朝がくれば陽を浴びます。 悪いコに変身しないのは、きっと、真夜中過ぎに餌を与えないからね😉 と勝手に妄想 そして　もし変身しちゃったら、どんな悪さをするんだろう とまたまた妄想😆 妄想で終わればよいけど‥ って❓(o_o) いやいや脅かさないで このコ達はモグワイではないし、あれは映画の中の話でしょ 仮に悪いコに変身したとして、どんな悪戯をするっていうの❓😌ﾌﾝ ええッ⁉️ 庭の植物　全部引っこ抜いちゃう⁉️😱🙀 ・・・・・ やめて‥ (´༎ຶོρ༎ຶོ`) そんな恐ろしいこと言うの‥ 悪魔やろ‥ 😭😭😭 違う違う　このコ達じゃなくて　そんなおっとろしい事言う　あなた❗️ 悪魔じゃ〜(ToT) 呪われろおぉ〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`) いいコでいてね❣️今夜は眠れない〜明日はハロウィンだから🎃〜

これは、木の根っこに擬態している翼竜だと思われます。 プテラノドンでお馴染みですね。 夜になると正体をあらわして飛行するのでしょうか。 コウモリにも　よく似ています。 ハロウィンの晩には、門が開かれるので、こういうものが、身を潜める事なく飛びまわる事もあるかもしれません。 是非とも確認したいものです。 擬態といえば、尺取り虫。 もうホントに上手く木の枝や芽に変身しますね。 枝だと思っていたら動きだしたりしてギョッとします。 しかも蛾だから、葉っぱを食い散らかすんですよ。 困ったものです。 そういえば‥この翼竜は一体何を餌としているんでしょうか。 主に魚や昆虫を食すらしいんですが、植物を食べないという事は肉食という事。 もう川魚や虫は夏のようには見つからないでしょう‥ 何を餌にするのでしょうか‥ なんだか余計な事をベラベラと喋ってしまいました。 怖さを感じると緘黙(かんもく)になるかお喋りになるか、どちらかなのですね。 私は、後者のほう、どうも心配性のようです。 気にされませんように‥ 皆さま共々 無事に11月の始まりを迎えられますことを望みます。 p.s ハロウィンの前日よりWi-Fi環境でない場所に向かいますのでレス遅くなるかもしれません 気にされませんよう たぶん‥ きっと‥ 〜もうすぐハロウィンだから🎃〜 ダークハロウィンに参加します❣️

ドシンドシンドドドーッ 青空の下 地響きと共に２本の大木が走っていく ゴールどこだッ❗️ ゴールどこだーッ❗️ ゴールどこだあぁあー‼️ 全速力で走る大木 鬼の形相 土煙をたてて　一心不乱といった様子に、慌てて逃げる小鳥や虫たち 凄まじい力走 １等になったら　一体何が貰えるのだろうか そこが気になるくらいの走りっぷりだ 私は走りきった大木が万歳をしながらゴールテープを切っていく姿を見た 残念ながら２等になったほうの大木は、非常に悔しそうだ 子供のように地団駄を踏んでいる ドシンドシンうるさいし土埃も‥（笑） 然し、ここまで真剣に走る大木達を私は、未だかつて見た事がない いい勝負だった‥ 見えるか見えないかは あなた次第です 〜何の木？　もうすぐハロウィンだから🎃〜 ダークハロウィンに参加します👻

ハロウィンの夜に気をつけて あなたを狙っているモノがいるかもしれないから‥ 例えば　大きなフォークを持っているお人形 フォークは‥ 何のためですか？ サボテンは人の心や言葉がわかると言います 水やりを忘れたり、面倒なと思ったりしていませんか？ 心ある物体は　じっとあなたを見ています 動けなくても喋れなくても、です もともとハロウィンは古代ケルト人の収穫祭 秋の終わり　冬の始まりをも意味しています ドルイド達は、かがり火を焚いて生贄を捧げました この時期、現世とあの世をつなぐ門がひらくと言われています 霊界から悪い妖精や悪い霊が来ないように、各々の家庭でかまどに火を入れます 日本でいうと地獄の釜の蓋が開くお盆のようなもの お菓子を配るのは霊たちへのおもてなしの意味があるのです お人形には暖かい服を サボテンには新鮮なお水と太陽の光を与えてあげましょう そして　いつも癒されたり楽しませてくれている事に感謝しましょう 心あるモノたちを決してぞんざいに扱ってはいけません ハロウィンの夜には　起こりえない事が待っているかもしれないのですから‥ 〜もうすぐハロウィンだから🎃〜 ＊これは、すべて自分自身への戒めであります

エリカ‥ 別名ヒース そう　E・ブロンテ作　『嵐が丘』の舞台となったハワースの荒涼とした大地に生い茂っていた花 物語の中で　いつも鬱々たるイメージだったヒースの咲く荒地 嵐が丘の吹き荒ぶ風と共にヒースの咲く大地の重苦しさがずっとつきまとっている感覚がする 美しいけれど　暗く厳しく寂しいその光景は、ヒースクリフとキャサリンの関係そのもの‥ 捻じ曲がった心を持つ人達が朽ち果ててしまってもヒースの丘はずっと　そこに　あの時のまま残っているのだ 亡霊達の囁きを聞きながらヒースの花は陽を浴びて風に吹かれる そこに住む人達の怒りや嘆き、欲望や憎しみ、そして小さな希望までも養分にして咲き誇っているように見える 憶測になるが、月夜の晩かハロウィンの頃には　薄寂しいヒースの丘を彷徨う灰色の亡霊達に出会えるかもしれない そういう晩にはエリカ(別名ヒース)の花をじっと見つめてください ヒースクリフとキャサリンが遊んでいる悲しげな笑い声が聞こえるはずだから 〜もうすぐハロウィンだから🎃〜 ハロウィン盛り上げ　今週は暗いor怖いor不思議系でいきたいと思います🙇‍♀️

湯婆婆の館へ　ようこそ カロケファルスプラチーナと3度唱えると扉があくよ 中に入ったら人間の言葉を喋っちゃいけない もし喋ったら豚にされちまうんだ 一生　湯婆婆の館から帰れなくなるんだ 館の中で、ひと言も声を発する事なく色んなモノを見て回ったら、お茶に誘われるからね そのお茶は、すごーく美味しい でも　美味しい❣️なんて絶対に言っちゃいけないよ 多分　今まで味わった事がないくらいメガ美味しいお茶だから、つい言っちゃいそうになると思うけど‥ 運良く無事に戻りの扉をあけてくれたらラッキー 湯婆婆が　また　おいで、と見送ってくれるからね その時の湯婆婆の顔は泥だらけなんだけれど、笑っちゃいけないよ もし笑っちゃっても、もう扉の外だから連れ戻される事はないんだけど‥ 今度　行った時に　なんで笑ったのか　すごく問い詰められると思う そこで喋っちゃったら、豚にされちまうからね 気をつけて‥ 湯婆婆に見送られて館を出るとハクの優しい助言の声も消えていた 泥だらけの湯婆婆‥ 笑っちゃった もう　二度と行けない（≧∇≦）💦 〜美しいカロケファルスプラチーナ・もうすぐハロウィンだから🎃〜

「トリックオアトリート❣️」🍬🍫🍭 頭上から声が聞こえたと思ったら 木漏れ日の中　ゆらゆらと揺れていました👻 お菓子は持っていなかったので素通り〜 イタズラされるんでしょうか ドキドキ💓（≧∇≦） 〜この木なんの木❓もうすぐハロウィンだから🎃〜

御伽の国のカボチャ これだけの草花に囲まれて‥ でーンと構えて陽を浴びる 夜が更けてパーティーが始まるとその重いカラダをユラユラと左右に揺らし踊る お花たちはクルクルと軽快に、その周りを囲んで踊る 静まりかえった園内で　音楽も無く　みんな、ユラユラ、クルクルと踊る 時折、聞こえるのは葉っぱの擦れる音とカボチャの重みで軋む土の音だけ ハロウィンの夜が更けていく 〜もうすぐハロウィンだから🎃〜

フクシアの花の中で遊ぼ きっと楽しいよ 内緒話も楽しいよ と小人が言うんです 「私はデカいから入れないわ 　覗くことはできるけど」 小人は　つまらなさそうに だったら　小さくなれば？と言うんです 「戻れなくなったら嫌だわさ」 小人は　嬉しそうに そうなったらボク嬉しいと言うんです 「そうなったら　わたしは悲しいよ」 小人は　淋しげな顔になって　ボク　大きくなれたらいいのになと言うんです 「そうなったら　もうお花の中では遊べないね」 小人は少し考えこむと　やっぱり、お姉さんが小さくなってよ！と言うんです お姉さん❣️ そう呼ばれた私は　気を良くして　つい、うっかり　「そうだね〜」 小人は　嬉しそうにニヤリと笑ったんです 次の瞬間　私は豆粒みたいに小さくなってフクシアの花の中にいました やられたッ❗️ 〜もうすぐハロウィンだから🎃〜