レア品種。ダドレア属、パキフィツム。

ダドレア属は、カリフォルニア半島に生息していて、真っ白な粉を纏うのが特徴。
ダドレアに魅せられた当初は、真っ白で細く、エレガントな仙女杯という品種を愛でていた。
そしてこのパキフィツムについては、正直見向きもしなかった。パキフィツムというのは「肉厚」という意味で、もはや名前からしてマッチョなのだから。少し不細工かも、、、とさえ思えた。

美人は3日で飽きるというのは嘘。仙女杯を毎日毎日眺めたが、その美しさは衰えるばかりか、より一層美しくなる。その横にはいつだってパキフィツムがいた。少し、、、不細工だけど。

ああ、なんて美しいんだ仙女杯。
撫でたい、君の真っ白な粉を纏った葉を撫でまわしたい。
隣にはいつものちょっと不細工なパキf！？

何故かその日、仙女杯の横には味のある美しさを纏ったパキフィツム、その人がいた。ただの美人じゃない、妖艶な雰囲気が何故か私の本能を刺激する。不細工なところさえもお茶目で可愛い。
この日から私はパキフィツムに魅力され続けている。

今日の多肉様からの教訓。
美人は3日で飽きないが、ブスは3日で慣れる。