雑誌やネット上で紹介されている寄せ植えは、飽くまで観賞用です。固体を綺麗に維持する管理法ではありません。弱い苗が生存競争に負けて、徒長するのは避けられません。苗が密集すれば湿度も必然的に高くなりますし、大きな鉢になればそれだけ乾くのも遅くなり、根腐れやカビの侵食の原因になります。寄せ植えをするならば、弱った苗は、別の場所に植えるなり、カットするなり、捨てるなりして、新しい苗で隙間を埋めるくらいの割りきりが必要になってきます。綺麗な状態を維持したいなら、十分な隙間を空けて寄せ上するか、個別管理するしかありません。魚や鳥、哺乳類だってそうですよね。同じ場所にぎゅうぎゅう詰めにされたらストレスが溜まるし、不衛生になって病気が蔓延しやすくなります。それに近い状態です。