【桜🌸…南殿(ナデン)】
品種名:松前早咲(ﾏﾂﾏｴﾊﾔｻﾞｷ)

今回南殿について調べてみた所、色々と興味深い事が分かりました😲
まずは南殿とは京都御所の正殿である紫宸殿(ｼｼﾝﾃﾞﾝ)の事を言いその正面階段から見て左には桜、右には橘が古くから植えられてたそうです。
左近の桜、右近の橘と言い「左近の桜」はいわゆる「南殿の桜」の事を指すのだそうです。
成る程、雛飾りもここからきてるのですね😃
元は梅の花だったそうですが837年～847年に枯死した際、桜に植え替えられそれ以降枯れたり焼失などの度に色々な種類の桜が植えられてきたそうです。「南殿の桜」はこの場所に咲く桜の木の事である為特定の一品種を指すわけではないのですがかつて植えられてた八重の里桜がこの桜だった事もあり「南殿」の流通名で出回ってるようです。北海道の松前町の光善寺に原木(血脈桜とも呼ばれる)があり松前町ではこの八重桜を「南殿」として数多く栽培してるそうです。
ただ実際の品種名としては紛らわしくなる為品種名は「松前早咲(ﾏﾂﾏｴﾊﾔｻﾞｷ)」と名付けられてるとか…(日本の桜290種紹介図鑑より)🌸😲
でも殆どの地域でもやはり「南殿」で植栽されており桜盆栽で出回る場合もやはり「南殿」のようです😄
今回この公園でも「南殿」と紹介されてました。
この公園のものは北海道松前町出身の第58代横綱千代の富士関のお世話で集められた桜と立て札に書いてある有難い桜のようでした😊
じっくりと堪能させて頂きました🙏

(福岡 舞鶴公園にて H31.4/6撮影)