とあるコーナンに仕事道具を
買い求め足を運んだ夏の日中

外はカラッと晴れ眩しいほど
強い陽射しが照りつけていた

僕は額に汗を流しながら一歩
一歩と歩を進め店へ向かった

仕事現場では仕事よりも命を
優先すること！と職長は声を
大にして言う。働き方改革や
異常な程の猛暑など重なって
今の現場仕事は数年前よりも
働く者のことを考えてくれて
いる環境になっているのだ。

午後を越し今日の作業予定の
工程が完了が近づいてきた。
施工管理者が言いづらそうな
表情をしながら言葉を発する

「予定外の作業もしてもらう
ようお願いしてくるようにと
職長に言われたんですけど」

朝礼で語気を強め命を優先！
と言っていた職長は今はもう
いない。きっと職長は悪魔と
契約したに違いない。それか
午前中どこかで頭を強く打ち
記憶喪失し記憶が数年前の夏
までの事しか思い出せてない

このどちらかである。と僕は
確信した。明日の朝になれば
職長の記憶が戻ることも僕は
知っている。そして朝礼にて
職長は声高らかにこう言う。

仕事より命を優先すること！

そんな現場のあるあるを思い
出しながら僕は目的地である
コーナンに辿り着いたのだ。

仕事道具を購入しレジを後に
し店を出ようとしたその時、
僕はすれ違った売り場を振り
返った。僕は記憶を遡った。

コーナン、多肉、多肉狩り、
寄せ植え、リメ鉢、モルタル
や〜ん、ん、や〜ん？ふふっ

夏の日差しを浴びて作業した
疲れた身体。話を盛っていう
人間であるならそれは砂漠。

砂漠に迷い込んだ僕は求めた

そう。オアシスを見つけた。
砂漠で野垂れ死ぬ寸前だった
僕は見つけたんだオアシスを

話を盛らないで言うならば、
暑い中、仕事の道具を求めて
コーナンに行ったら多肉植物
見つけて狩っちゃったよー。

って話。それから久しぶりに
多肉ちゃん狩ったしリメ鉢も
作ろって思ったもんで♡ふふ

錆感出したかったけどムズｨｨ

なんか作業で汚れてる長靴の
上に置いた多肉ちゃんたちが
すんごいかわゆいんだけど♡

ブルーリボン、樹氷、ルス、
ジンガールブラの４種盛り♡

無事に夏を越せますように☆

や〜ん！最後の願いを込めた
☆なんだけど、多肉ちゃん達
お星さまにならないでね〜〆