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2018/07/08

野生ランのキバナノセッコク。

セッコクの仲間の国産デンドロビウムで、四国以南の暖地に分布する大型の着生ランです。

湿度の高い山地の樹幹や岩壁に着生し、夏に美しい黄緑色の花を房状に咲かせる可憐なランですね。

日本のセッコクよりも中国や台湾に自生する鉄皮セッコクと近縁もしくは同種とされ、細長く枝垂れるバルブは時に１mを超えることもあるようです。

草体がダイナミックなのでパッと見は洋ランのような雰囲気がありますが、花は派手さのない落ち着いた感じで相当な和テイストですね。

寒さと乾燥に気を付ければ栽培はあまり難しくなく、ナゴランが元気に育つような環境なら問題なく育つと思います。

しかし株による増殖率が悪く放っておくとなかなか芽数が増えないので、たくさん増やしたい場合は矢伏せや芽掻きなど人為的な作業が必要になりますね。

とは言え矢伏せしたとしても必ず成功するとは限りませんので、植物体に負担を掛けるくらいならあまり余計なことはしない方がいいのかもしれませんし、どっちがいいと言われると正直なところよくわかりせん…

緑毛族

2018/07/09

渋くて、綺麗な花ですね。矢伏せって、どんな作業ですか？
都合のいいとき、教えてください！
いつもありがとうございます😊

返信

ぷっしぃ

2018/07/09

@緑毛族さん

おはようございます♪( ´▽｀)

すいません、急に矢伏せとか言い出してしまって(^^;;
矢伏せは、古いバルブから強制的に脇芽を出させる増殖方でして、いわゆるバック吹かしのことです。
セッコクの場合、バルブのことを何故か「矢」と呼ぶようで、用土に矢を横倒しにして並べるため矢伏せと言うんですね。

この方法でセッコクなどは簡単に芽が出るのですが、キバナの場合はなかなか難しいです(>_<)

返信

ぷっしぃ

2018/07/09

[@id:339940] さん

おはようございます*\(^o^)/*

おぉお！自生地の貴重な情報ありがとうございます！
やはり湿度と水分が決め手ですか。
うちもナゴランと一緒に水分多めの管理にしているのですが、そもそも寒冷地ということもありなかなかベストな環境を作れずにいます(>_<)

キバナノセッコクが落ちてるってスゴイですねw
また何か拾ったら是非見せて下さい！

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ぷっしぃ

2018/07/09

[@id:339940] さん

東北の太平洋側、宮城県の仙台市です。
冬場の最低気温-5℃は常なので、10月には寒さで生育がストップしてしまうんですよね´д` ;
なので暖地よりどうしても生育期間が短くなってしまうので、株の充実度はかなり低いと思います…

斑入りキバナノセッコク、実はすでにチェック済みだったりします♪( ´▽｀)
キバナの斑入りは流通量も少なく非常に珍しいと思うので、大切にして頂ければ嬉しいのとと同時にヨダレが出るほど羨ましいですw

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ぷっしぃ

2018/07/09

[@id:339940] さん

山のコンサート？？なんですかそれは(･_･;?

ぺぽさんの投稿を見てると本当に沢山の着生ランが身近にあるようで、心の底から羨ましいです！
ラン拾いなんてまるで木の実を拾うみたいに仰いますけど、なかなか出来ることではないですよね。
本当に素晴らしい環境だと思います（≧∇≦）

返信

ぷっしぃ

2018/07/09

[@id:339940] さん

あっ…
汲み取れませんで、すみません(^◇^;)

こちらで見られる着生ランだと一番多いのがカヤランですね！
ってか、これ以外はほぼ自生してないです。
噂ではベニカヤランやヨウラクランも自生しているらしいですが、僕自身は未見ですね。
あと日本三景の松島にはセッコクがあるのですが、これも未見です(^^;;

標高の高いブナ林でヒナチドリやフガクスズムシが見られますが、これはちょっとジャンルが違うかもしれないですね。

高知県だと、ボウランやオサランも自生していますか？
ムカデランやモミランもありそうですね！
もはやパラダイスじゃないですか♪( ´▽｀)

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ぷっしぃ

2018/07/09

[@id:339940] さん

マジですか(ﾟoﾟ;;
す、すごすぎるるる…
オオバヨウラクランはもっと南のイメージがありましたが、高知にもあるんですねぇ。
しかも、そんな悠然と！

ボウランは高知県だとたしか何とか八幡宮？って神社の境内にある大木に着生していて、天然記念物か何かだったような（うろ覚え）
たぶん何とか八幡宮に限らず、その近辺に自生している可能性は高いのではないかなと。

フガクがあるならヒナチドリもいつか必ず見つかると思います！
モミランも必ずあるはずです！

諦めないでください(>_<)

返信

ぷっしぃ

2018/07/09

[@id:339940] さん

ボウランがゴミ扱いとは…恐るべし、高知県(ﾟoﾟ;;

しかしスゴイなぁ。敢えて拾いに行かなくても、その辺に普通に落ちてるってところが。。

ラン拾いなら高知県、コレ間違いないですね(^ ^)

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緑毛族

2018/07/09

@ぷっしぃさん😊
コメント頂き誠にありがとうございます！
茎を地面に這わせる？！って言う感じですか？！
ありがとうございます！🙇‍♂️😊

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ぷっしぃ

2018/07/09

@緑毛族さん

そうです、まさにそんな感じで♪( ´▽｀)

元々セッコクなどのデンドロビウムは茎の上部から高芽を出しやすい性質があるので、それを利用した増殖法なんですね。
ミズゴケの上に這わせるように置いて、放置しておけば勝手に芽が出て増えていきます。

しかし何事にも例外というのはあるようで、その例外の一つがこのキバナノセッコクというわけですね。
そもそも高芽を出しにくい種なので、高芽を利用した増殖法がイマイチはまらないんです(>_<)

こちらこそ、ありがとうございます！

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