🍀沈丁花【ジンチョウゲ】

沈丁花（ジンチョウゲ）という名前は、香木の沈香（ジンコウ）に似た香りがあり、花が十字に咲く様子から丁子（クローブ）に似ていることに由来しています。また、沈丁は沈香から転訛したものという説もあります。
沈丁花は中国ヒマラヤ地域が原産で、漢方薬としても用いられてきた植物です。日本には室町時代に渡来したといわれ、最初は、その根を薬用として利用していました。
沈丁花の花言葉は「永遠」「不死」「不滅」「栄光」です。これらはジンチョウゲのが常緑樹で、みずみずしさを感じさせる葉をつけることに由来しています。

白色の花を咲かせるものであれば「実らぬ恋」「永遠」という花言葉があります。「実らぬ恋」の花言葉はギリシャ神話が由来となっており、キューピッドのいたずらで拒絶の矢を打たれたダフネが、アポロンの求愛を嫌がって、月桂樹に姿を変えてしまったことが由来となっているようです。