恒例（？）の『多肉探し』
ボロボロ、ヨレヨレ、パッカーンしながらも生き延びてくれてた子たち。

長かった休養期間（約1ヶ月）も明日で終わり月曜日（10/16）から新しい職場に向かいます。

長男が亡くなった8月21日。
葬儀などで五日間お休みをいただいて働き始めたけどわたしには無理だった。
看護師だから『ひとの死』には慣れっこ。
今まで数えきれないくらいたくさんのお看取りに携わってきたけどどれだけ自分が心の底から寄り添っていなかったか痛感した。

こんなにつらいものなのか。
とてもじゃないけど立ち直れない。
無理して仕事してたけど一瞬、気を抜けばその場に崩れてしまうような感覚。

今の職場（10/15で正式退職）では入職と同時に長男のがんが判り、受診やIC、治療で休み勝ち。
抗がん剤治療が始まるという直前に施設内でコロナのクラスター。もちろん長男にうつさないため仕事を休んで自宅待機。
入院してからもわたしが感染すると病院に行き来出来なくなると思って狭い休憩室だったけどひとり離れて昼食を摂ってた。
みんなぺちゃくちゃおしゃべりしてたけどわたしは食事が終わるとすぐ歯磨きしてマスク着用してた。感じ悪かったと思う。
話の輪にも入らないし笑えないし（長男が苦しんでるのに当たり前）
がん検診の話題が出て『癌とかなったらマジ最悪ぅ』とかケラケラ笑ってしゃべってるひとたち。
『迷惑かけてるから一旦辞めて落ち着いてから復職すれば？』とか『上（管理者）からは辞めろってはっきり言えないから自分から気を利かせたら？』とか数えきれないくらい辛辣なこと言われ続けた。

常勤になって夜勤もバンバンするはずだったのに長男の病状から身動き出来ず、仕方なくパート雇用にしてもらった。
身軽になって休みを取りやすくなったけど勤務日数を大きく減らされた。
治療費も高額で生活費にも困窮するというのに『パートなんだから仕方ないでしょ』と言われた。
健康保険証を失いたくない一心でギリギリでも我慢した。
『国民健康保険だってあるでしょ』『そんなに困ってるなら生活保護を受ければ？』等々、数え上げればキリがないくらいナイフのような言葉でこころをえぐられた。

長男の葬儀が終わって出勤した時『（精神）障害の息子さん、亡くなったのは気の毒だけどかえってよかったんじゃない？ホッとしたでしょ』

別のひとには『集中力が続かなくてご迷惑をおかけしたらごめんなさいね』と仕事前に言ったら『なんで集中力が続かないんですか？』と問い返され『ぃゃ、やっぱり長男を亡くしたばかりですから』というと『だったら好きなだけ休めばいいじゃないですか、パートなんだから。無理して迷惑かけられてもこっちも困るんで』

ああ、現実とはこういうものなんだ。
わたしの甘えがあったんだ。
ナースとしても精神性の低さが表れているようで本当に惨めな気持ちになりました。

その後、口をきかない、挨拶を無視する。黙ってわたしひとりを休憩室に残してほかの部屋で休憩するなど信じられないくらい子どもでもしないような『いじめ』で職場の片隅に追いやられました。
極めつけは『一切、処置（仕事）に手を出さないで！』と言われたこと。
さすがに全く何も仕事をしないわけにはいかないので一日中、利用者さんの手足の爪切りと食事介助には付きました。
でも食事介助の時、座るイスを下げられました。
それなのにボォーっと立って何も仕事をしないと告げ口。
『わかってるから』と上は理解を示してくれましたが、もうここで改めて人間関係を築いていくのは不可能だなとわかりました。

ちょうど出勤する朝、母が転んで風船かずらのフェンスの下敷きになって起き上がれないというハプニングがあり、ああ母も長男を失って相当脆くなっているんだと気づき、その日のうちに退職することを職場に伝えました。
『追い出し作戦成功❣️』
最後まで傷つくことばかりでした。

就職して6ヶ月経過してるので10日間の有休が発生するとかで退職日は10月15日にしてくださいと言われました。
以前、労基が入って吊し上げられたことがあるらしく『ウチはホワイトです』をアピールするためだと思います。

出勤しなくなった日からぼんやり無気力に過ごす毎日でしたが、10月に入って馬見丘陵公園にダリアを観に行ったりGSの投稿を再開して少しずつ気持ちが癒やされるのを感じました。

いろいろ思い出すと苦しくてつらいことばかりの毎日でしたが、GSの投稿で思いもよらず気力回復のスイッチが切り替わってよかったと思っています。

みなさん本当にありがとうございます。