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やくしさんのお出かけ先,オニバス,絶滅危惧種の投稿画像

2023/10/10
シン・サトヤマ主義 11 「風致地区」



先に投稿したオニバスの欄で記した「風致地区」という用語。
定義は様々だが、【風致】という言葉自体は、英語でscenic。
直訳すれば “風景の…眺めの美しい、生き生きとした、風光明媚な…”🤔🏞️
広い意味での心地良さを感じる緑地・環境(設備)であって、単純に[樹木が多い]と言うことでは無いと思う。


話を戻して…遡ること大正時代。
東京府は、首都(都市)計画の策定に際し、当時最新のヨーロッパの基本理念・構想を取り入れ『風致地区』を指定。
明治神宮の杜を皮切りに、多摩御陵、石神井、洗足、善福寺川など…
同様に、水元水郷を含む旧・古利根川の河川敷も『江戸川風致地区』に指定された。

ちなみに風致地区の運営管理は、東京府の認可を受けた、地区の地元有志による『社団法人』が担った。
これをキッカケに、多くの民間人が府の職員や学者などから、概要や知識を学び、緑地の重要性への理解を深めていった。
(個人的には、1940年(昭和15年)に発刊された「牧野日本植物図鑑」も、その一助になったと思っている🤔)

この後、7年に及ぶ調査や立案活動を経て、1939年(昭和14年)に「東京緑地計画」が策定。
これは、現在の23区に該当するエリアの外周に、用地買収などで確保した土地で巨大な緑地(グリーンベルト)を作るというものである🌳🌲🪴🌲🌳

奇しくも、当時世界では第二次世界大戦⚔️に突入…
日本にも戦火は迫り、都市計画の方向性は歪み、やがて焦土と化し荒廃した東京🏚️😢

戦後、多くの緑地帯は、農地開放で民有地に戻され、当初確保していた土地の約7割を失い、公園・緑地は大幅に縮小。 加えて、多くの住宅を望む民衆の声に押され、宅地造成も進み…
当初の「東京緑地計画」は、事実上消滅した🥺


だが、新たな管理者(東京都)と、かつて緑地の重要性を学んだ人々の努力によって、土地の風景と歴史を引き継ぐ公園、河川沿いの緑地などが、僅かではあるが、令和の世に残された☘️🌳⛲️
消えかけた水元のオニバスも残った🪷

壊すのも、人。
守り続けるのも、人。
2023/10/10
お久しぶりです。
先の投稿はバタバタでの日々で、見逃してました。
風致地区。
なんて言葉が緑地計画であったんですね。

オニバス、こんなべろ〜んとした葉も、あるんだね。
周りが縁になって、立っているオオオニバス(パラグアイオオオニバス)のイメージが強くって。

水元公園、期間限定でみられるんだね。
いつか、見てみたいな。

”らんまんで“牧野博士、すっかり身近な人になったね。

GSでも盛り上がってました。
2023/10/10
おはようございます☁️

これは、水元公園の歴史でもあるのですか?
「風致地区」ちょっとだけ勉強してみました。経済の発展との兼ね合いは、何時も難しいですね。今もこのせめぎあいは、続いていますよね!
私は行ったことはありませんが、このオニバスの池の様子からすると、結構な広さなんでしょうね🤔
そして、正しくシン・サトヤマ主義の元なった場所なんでしょうねー👍
やくしさんのお近くなんですね👍

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