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ズッキーニ

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自然暮らし

2023/08/31

ズッキーニの形がおかしい！？

付け根が細く、先端が肥大したような不思議な形のズッキーニ。
品種によって形状は様々なのですが、種や苗の説明書に記載されているものとは違う形のズッキーニができてしまった…なんてことはありませんか？

それは、受粉がうまくできなかったり、受粉後に高温に遭ったりして結実に障害が発生した実です。

受粉できなかった場合、大きくならず小さな実のまま、という場合もあれば、このように一部が肥大するケースもあります。
⚠受粉に失敗した実はそのままにしておくと腐ってしまうので、発見したら取り除きましょう。早期に収穫すれば食べることはできますが、風味や食感は劣ることがあります。

💡どうして受粉がうまくできない？
ズッキーニは同じ株に、「雄花」と「雌花」が存在します。
受粉が成功すれば雌花の元が膨らみ、ズッキーニになりますが、
雄花と雌花が咲くタイミングが合わない場合もあり、
周りにズッキーニが植わっていないと、さらに受粉が成功しにくくなります。
そのため、プランター栽培などで１本だけ植え付けている場合は注意が必要です。

💡確実に受粉するには、「人工授粉」がおすすめ！
人工授粉をすることで、確実に受粉をさせることができます。
朝（9時まで）のうちに雄花を摘み取り、中の雄しべを雌花の中にある雌しべにこすりつけましょう。
「雄花」と「雌花」の見極め方は、花の付け根が膨らんでいる方が「雌花」、膨らみがなく中央に黄色の雄しべを持つ方が「雄花」です。

ズッキーニだけでなく、スイカやカボチャといったウリ科植物は、１つの株に雌花と雄花が存在する「雌雄異花」です。
１つの花に雄しべと雌しべがあるナス科の野菜と比べて受粉する確率が低いため、たくさん実らせたい時は人工授粉がおすすめですよ✨