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阿南田零さんの小さな庭,クロシタクシノハラン,バルボフィラム メラノグロッサムの投稿画像
Bulbophyllum melanoglossum
バルボフィラム メラノグロッサム
クロシタクシノハラン
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阿南田零
2023/07/30
さきに載せたクワントゥンゲンセ(Bulb. kwangtungense)同様に、こちらも『中国産ムギラン』や『中国ムギラン』という名称で出回ることの多い小型バルボ。
バルボフィラム メラノグロッサム
Bulbophyllum melanoglossum Hayata (1914)
和名:クロシタクシノハラン
中国名:紫紋捲瓣蘭
学名のmelanoglossumと和名の『クロシタ』は共に黒い舌の意味で、リップが黒っぽいことを意味しているが、ネット上の画像を検索すると、この写真の花のように、リップが黄色い個体の方が多いように見受けられる。咲き始めは黄色で、だんだん黒っぽくなるのかもしれないのでちょっと観察してみる(去年咲いたときは観察し忘れた)。
中国名の『紫紋』は、リップを除く花弁や萼片に入る紫のストライプに因む。
昨年咲いた花は今年より一回り小さくて、ちょっとヨれた感じだったけど、今年はノビノビ形よくすっきり咲いた。まあ、ノビノビ咲いても下萼長14mmしかない小さい花なんだけどね。
こちらも洋蘭市場より東洋蘭市場での方がよく見るけど、中国(産)ムギランだったり、台湾(産)ムギランだったり、ムギラン四倍体だったり、テキトーな名前を付けられて出回っている。
このバルボは台湾と中国福建省、海南島に分布するとされているんだけど、大部分は台湾からの記録なので、市場で流通しているものもおそらく台湾産で、後暗みの斑入り個体に『曙』だの『曙斑』、『紺覆輪』、『虹の雫』、『関白』……etc、様々な銘が付けられているけど、元は同一株(=同一個体)なんじゃないかと思ってる。
こちらもクワントゥンゲンセと同様、長生蘭、富貴蘭に準じる環境でよく育ちよく増える。
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阿南田零
最近は不定期にしかGSを閲覧できないので、コメントや質問頂いても1週間程度返信出来ないことが多々あります。
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バルボフィラム属
Orchidaceae
Bulbophyllum属
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植物
クロシタクシノハラン
バルボフィラム メラノグロッサム
Bulbophyllum melanoglossum
バルボフィラム メラノグロッサム
Bulbophyllum melanoglossum Hayata (1914)
和名:クロシタクシノハラン
中国名:紫紋捲瓣蘭
学名のmelanoglossumと和名の『クロシタ』は共に黒い舌の意味で、リップが黒っぽいことを意味しているが、ネット上の画像を検索すると、この写真の花のように、リップが黄色い個体の方が多いように見受けられる。咲き始めは黄色で、だんだん黒っぽくなるのかもしれないのでちょっと観察してみる(去年咲いたときは観察し忘れた)。
中国名の『紫紋』は、リップを除く花弁や萼片に入る紫のストライプに因む。
昨年咲いた花は今年より一回り小さくて、ちょっとヨれた感じだったけど、今年はノビノビ形よくすっきり咲いた。まあ、ノビノビ咲いても下萼長14mmしかない小さい花なんだけどね。
こちらも洋蘭市場より東洋蘭市場での方がよく見るけど、中国(産)ムギランだったり、台湾(産)ムギランだったり、ムギラン四倍体だったり、テキトーな名前を付けられて出回っている。
このバルボは台湾と中国福建省、海南島に分布するとされているんだけど、大部分は台湾からの記録なので、市場で流通しているものもおそらく台湾産で、後暗みの斑入り個体に『曙』だの『曙斑』、『紺覆輪』、『虹の雫』、『関白』……etc、様々な銘が付けられているけど、元は同一株(=同一個体)なんじゃないかと思ってる。
こちらもクワントゥンゲンセと同様、長生蘭、富貴蘭に準じる環境でよく育ちよく増える。