こんにちは🍀
山で見つけたコクランです💜💗🖤
去年、この特徴的な葉っぱから
枯れた棒(花茎)が飛び出ているのが
なんかおもしろくて調べたらコクランのようで、花が咲くのをずっと楽しみに待っていました🎵✨

花はラン科特有の難しいつくりですが😅、
よく見ると可愛いです(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
真ん中のリボン🎀のようなのが唇弁、
その両横の細長いのが側萼片、
側萼片の後ろの紐のようなのが側花弁、
一番後ろの真ん中の細いのが背萼片、
真ん中の上の緑色のがずい柱だそうです。
(ずい柱とは、主にラン科の花に見られ、
雌しべと雄しべが合体したもので、
その先端に花粉の塊がつく)
ちょっと難しいですが、
覚え書きのために書かせて頂きました🙇‍♀💦

地味なお花ですが、
色合いが小豆色と抹茶色で和菓子のようで
質感もとぅるんとしていて、なんか可愛いです(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)💕

ですが、ウィキペディアによると、
『特に利用価値はない。花が地味なため鑑賞用として不向きで、栽培されることも少ない。(一部乱獲の行われた地域もあり)』
だそうで、
野生のランで、とっても地味可愛いのに
な〜んか注目度低くて可哀想ですが😂、
それで生き残れているのなら、
よかったなって思いました(⁠*⁠´⁠ω⁠｀⁠*⁠)


コクラン (黒蘭)
ラン科 クモキリソウ属 多年草 在来種
本州(茨城県以南)、四国、九州の常緑樹林内に生える。
偽球茎は多肉質、緑色で、細長い円筒形。大部分が地上にあり普通直立。年に1本ずつが出るが数本が並んで見られる。
常緑性で葉は2年にわたって残る。
葉の基部は葉鞘となって偽球茎を包み、2~3枚程度がつき、広楕円形でやや歪み左右非対称となる。長さ5~12㎝。
先端は尖り、葉面は柔らかく葉脈に沿って溝状にくぼむ。
花期は6~7月。
花茎は高さ15~30㎝、暗紫色の花を5~10個総状につける。萼片は披針形で長さ約1㎝。側花弁は線形。唇弁は倒卵形で長さ約1㎝、反曲し、先端はへこむ。基部に2個の針状突起がある。
蒴果は倒卵状長楕円形～狭楕円形、種子を散布した後も長く残る。種子は長さ0.3~0.5㎜、白色で微細な狭い紡錘形、不定に曲がる。