今日は5月5日、端午の節句。

端午の節句といえば、菖蒲です。
うちには菖蒲はないけれど、実家のジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)がまさにピークを迎えている為、菖蒲の代わりに飾ってみました。

それにしてもアヤメ、ショウブ、ハナショウブ、カキツバタがどれも似ていて分かりづらいです。
見分け方や違いは、下記を基準にすると良いようです。


★アヤメ(菖蒲、文目、綾目)
花びらの付け根が網目状
乾地・畑地に生育
アヤメ科

★ショウブ(菖蒲)
花びらの付け根が黄色
池や川などに生育
端午の節句の菖蒲湯で使う菖蒲はこの葉っぱ。
サトイモ科
※紫色の花菖蒲とは全く違う色や形をした花を咲かせる。
花というより見た目は蒲の穂のよう。

★ハナショウブ(花菖蒲)
花びらの付け根が黄色
※ショウブとは別の植物
乾地にも湿地にも咲く　
アヤメ科


★カキツバタ(杜若)
花びらの付け根に白い筋がある
湿地、水辺に生育
アヤメ科

ジャーマンアイリス(和名ドイツアヤメ)
花びらの付け根に網目模様があるのに加え、花の中心部から綿毛が出ているのが特徴。
※ジャーマンアイリスには網目模様のないものもあるよう。


【学名】
★アヤメ
Iris sanguinea

★ショウブ
Acorus calamus

★ハナショウブ
Iris ensata var. ensata

★カキツバタ
Iris laevigata

★ジャーマンアイリス
Iris germanica

2023.5.5
こどもの日
端午の節句