西多摩から夕方のローカル便り。

「 長月との出会い続き」

電話を切った後「 認知症」 について調べた。
思ったより大変な病気で あり、 進行すると家族の顔も忘れてしまう、
そして医学的にも治すことが大変難しい病気のようだ。
土曜日に自宅に向かうと お母さんが快く迎えてくれた。 さあどうぞお上がりください長月も待ってましたよ、 出迎えてくれたお母さんを見ると、 とても認知症を患っているとは思えない。 リビングで 3人でお茶を飲みながら話し始めると、 長月から 最近お母さんは物忘れが多くて、 えーそんなことないでしょちゃんとやってるわよ、 ドアの閉め忘れとか、 物を元の位置に戻さないとか ありますよ。
認知症の始まりなのかなと思えた。
こうして話をしたり動作を見ている限りでは、
認知症が始まったとは思えなかった。
しかし、 毎日一緒にいる長月にしてみれば、
ちょっとした変化がわかるのだろう。
お母さんからお昼には時間があるのでふたりで公園でも散歩してきたら、
二人になれば 状況を知ることができると思い、
はい行ってきますと出かけた。
ベンチで話を聞くと、 長月がとても悩んでいることが分かったが、
私は何の解決策も話すことができずただ頷くだけでした。 いろいろ話をしたことで ホッとしたのか いつもの長月に戻り、 私の方がホッとしてしまった。
近くのコンビニで お母さんにケーキを買い戻った。

続く。

ではまた。🇺🇦🇺🇦