ムラサキ(紫草)
別名　ニホンムラサキ（日本紫）
　ムラサキ科

白くて小さい可憐なお花を付けるムラサキ(紫草）🟣
かつて各地に野生し
その根(紫根)は生薬のほか染料に使われていました⁉️
ムラサキ(紫草)によって染められた「江戸紫」は💟江戸時代に最も流行した色でした💜
しかしいまは絶滅危惧種（IB）に指定されるほど少なくなってしまいました💦

埼玉県の県歌🎶も『秩父の雲のむらさきに…』から始まりますが🎶
この場合の"むらさき"は紫色の暗い雲を指すのではなく🌫ムラサキの白い花のような雲☁️と捉えると意味が通じますね🤗

「万葉集」の中でも📖額田王（ぬかたのおおきみ）が大海人皇子（おおあまのおうじ）に向けて詠んだ
「あかねさす 紫野（むらさきの）行き 標野（しめの）行き　野守（のもり）は見ずや 君が袖（そで）振る」という歌は
ムラサキを栽培している天智天皇の畑で🌿元恋人の大海人皇子が大胆にも天智天皇の妃になっていた額田王に向かって手を振ります👋
そこで額田王が「そんなに私に手を振ったら畑の番人に見つかってしまうわ」と歌ったものです📝
この歌からも　番人によって窃盗から守らねばならないほど貴重であったということが理解できます^_^

ムラサキの種子(長さ約 2mm)は
発芽率がとても低く⤵️栽培もかなり難しい様で😔
この種を委託された方も「100粒以上預かったが💦数株しか開花には至らなかった」と…
今回そんな貴重なお花の写真を見せて頂き🙏感謝感激でした❣️
私も機会があれば是非本物を拝見したいです🤗