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《悲しみは消えない》
　　　　　
　　　学芸上海列車事故34年・慰霊式

中国・上海郊外で修学旅行中の生徒と教員が犠牲になった列車事故から34年を迎えた24日、高知市槙山町の学芸高校で慰霊式が行われた。癒えぬ悲しみを抱いた遺族や同級生らが集い、涙を拭いながら黙とうをささげた。

1988年3月24日、上海郊外の単線で同校の1年生ら193人が乗った急行列車が、対向の列車と正面衝突。生徒27人と教員1人の命が奪われた。

式には9遺族23人を含め、事故時の同級生や教員ら約130人が出席した。

校長は「遠い異国の地で亡くなられた無念を考えると言葉を失う。管理下である修学旅行での事故。深くおわびを申し上げる」とし、「学校が存続する限り校内で語り継ぎ、慰霊を続ける。命の尊さに思いを致し、教訓を今後に生かす」と述べた。

遺族の女性（95）は「亡くなる瞬間、何を思いよったろう。いつもふとした瞬間に、あの子を思い出す。悲しみは消えない。私もずいぶん年を取ってしまった。来年も式に出られるかどうか…」と涙を浮かべ語った。

同級生（50）は「もし生きていたらどんな仕事をしていただろう、酒を交わしたのかなと想像する。生きている限り、絶対忘れない」と話した。

碑には、事故の経緯や責任を巡る学校の対応が納得できないとして、3遺族がわが子の名を刻んでいない。一部省略

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⭐️ニゲラの花言葉『戸惑い』『夢で逢えたら』

🍃あの悲劇から34年…。季節は移り変わろうともあの日がよみがえります。